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『Magic: The Gathering』新セットReality Fractureは宇宙を壊す伝説のアーティファクトを収録

2026年09月12日 | #発売情報 | IGN

『Magic: The Gathering』新セットReality Fractureは宇宙を壊す伝説のアーティファクトを収録

次期セットReality Fractureでは、複数の宇宙を融合させる伝説のアーティファクトと、物語上の重要人物をめぐるカードが登場します。今回紹介されたのは、盤面全体を一掃できるThe Echoverse Fulcrumと、Jaceの最期を描くVraska’s Final Mercyの2枚です。いずれも物語との結びつきが強い一方、構築戦よりもドラフトやシールドで真価を発揮しそうなデザインになっています。

宇宙を融合させるアーティファクト

The Echoverse Fulcrumは、Reality Fractureの物語で宇宙同士を融合させる鍵となる、神話レアの伝説のアーティファクトです。ゲーム上では、無色カードとしては条件付きの全体除去に近い役割を持ち、カードを1枚引いてから1枚捨てる効果も付いています。

原文筆者は、場に出すための初期コストが低く、設置した時点で手札交換の恩恵を得られる点から、統率者戦でも比較的使いやすい可能性があると見ています。能力の起動には5マナが必要で、ソーサリーとしてしか使えないため、相手のターンに対応して盤面を処理できないのは大きな弱点です。それでも、全体除去を使う前にカード選択ができるため、何も得られないまま除去を構えるよりは扱いやすい設計とされています。

Jaceの結末を描くVraska’s Final Mercy

Vraska’s Final Mercyはレアのソーサリーで、2つのモードから1つを選べます。1つ目はクリーチャーかプレインズウォーカー1体を破壊する除去、2つ目はJaceを強化しながらカードを引く効果です。Reality Fractureで英雄から敵役へと変わったJaceの最終局面を表現したカードであり、物語面でも重要な1枚です。

除去モードは、クリーチャーを破壊する代わりに2点のライフを失うInfernal Graspと比較できます。こちらはプレインズウォーカーも対象にできますが、インスタントではなくソーサリーであるため、相手の行動に合わせた対応はできません。さらに、黒マナ2点を含む重いマナ・コストも扱いにくさにつながります。

もう一方のモードは、2マナで2枚引けるNight’s Whisperに近い効果です。ただし、Empower Jaceの仕組みによって、プレイしたターンに引けるのは1枚だけで、もう1枚は次の自分のターンまで待つ必要があります。その代わり、Jace・トークンの忠誠度を大きく増やしたり、カードを引く代わりに諜報を選んだりできる柔軟性があります。すぐに2枚引けない点は大きな欠点ですが、状況に応じて役割を切り替えられるカードです。

リミテッドでの活躍に期待

原文筆者は、Vraska’s Final Mercyについて、既存の除去とドローをそれぞれ弱くしたような効果を1枚にまとめたカードだと分析しています。そのため、構築戦で広く使われる可能性は高くないとしつつも、選択肢を持つカードはドラフトやシールドのようなリミテッド形式で強みになると評価しています。The Echoverse Fulcrumについても、統率者戦を含む構築環境で大きな影響を与えるかは未知数としていますが、物語をゲーム効果に落とし込んだデザインとして注目されています。

Reality Fractureは、MTG Arenaでは9月29日に登場し、テーブルトップ版は10月2日に発売されます。プレリリースイベントは9月25日から始まる予定です。本作で数年にわたって描かれてきた物語が一区切りを迎え、その後は年内にStar Trekを題材とするUniverses Beyondのセットへ移行するとされています。