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『WoW: Forever』の新種族スカイボーンは世界観になじまないとPolygonが指摘

2026年10月01日 | #その他 | Polygon

『WoW: Forever』の新種族スカイボーンは世界観になじまないとPolygonが指摘

『WoW: Forever』のベータ版は大きな注目を集め、サーバーの増強が必要になるほどの盛況です。Polygonの筆者は、新種族スカイボーンの開始エリアにはクラシック版らしさがある一方、種族そのものは世界観から浮いて見えると評しています。

人気を見込んだ新種族

スカイボーンは、11月4日の発売時に登場する新しいエルフ種族です。HordeとAllianceのどちらにも所属できます。現行版のWoWでは、ブラッドエルフとナイトエルフだけで作成キャラクター全体の27%を占め、ナイトボーンとヴォイドエルフを加えると、エルフ系種族は34%に達すると筆者は説明しています。こうした人気を踏まえ、Blizzardが新種族にエルフを選んだのは理解できるとしています。

物語の時系列は最初の拡張パックThe Burning Crusadeより前で、ブラッドエルフはまだHordeに加わっていません。スカイボーンは、当時のHordeに「見た目の華やかな種族」を加える役割を担います。また、ブラッドエルフをもとにしたデザインにより、Allianceのプレイヤーも繊細な印象のエルフを選べます。ゲーム本体はWoWのサブスクリプションに含まれますが、スカイボーンは発売時に別途販売される唯一の要素になる予定です。

開始エリアはクラシック版らしい手触り

筆者がベータ版で訪れたスカイボーンの開始エリアは、ゼフラス島です。クエストの進行は現代のWoWほど一本道ではなく、あちこちに分岐しています。物語も、プレイヤーを特別な「選ばれし者」として扱うのではなく、環境を通じて少しずつ伝わります。筆者は、この作りがクラシック版らしさをよく再現していると評価しました。

一方で、経験値やアイテムを集める作業には時間がかかり、単調に感じる場面もあります。敵を相手にする難度も高く、複数の敵を引き寄せると危険な状況になりやすいとのことです。筆者は、敵が潜むリンゴ園で何度も倒された経験を挙げ、こうした厳しさもクラシック版らしいと述べています。

世界から切り離された印象が課題に

筆者が気にかけているのは、スカイボーンの設定と見た目です。彼らは空に浮かぶ島で暮らしています。22年前に作られた世界地図に新種族と新しい土地を加えながら、後年の地理や設定とぶつからないようにするには手軽な方法ですが、筆者にはアゼロスの世界から切り離されているように映りました。

パンダレンが登場したMists of Pandariaでは、世界の外から現れたような存在であることもユーモアの一部でした。しかし筆者は、古典的なファンタジーエルフであるスカイボーンには同じ効果がなく、青い色に変えただけの種族に見えると批判しています。

新しい要素を世界になじませられるか

筆者によると、『WoW: Forever』の開発チームには、20年前から存在していたように感じられる新要素を考え、世界のどこに置くかを決める難しさがあります。空中の島やポータルの先に追加するだけでは、ひと続きの世界を求めるプレイヤーの期待に応えにくいという見方です。

筆者は、スカイボーンのクエストや遊びの仕組みから、Blizzardがクラシック版らしいコンテンツを作る力はあると感じています。一方、世界全体にどう新要素を組み込むかについては、まだ確信を持てないと述べています。今後公開される新エリアにも関心を寄せています。