『WoW: Forever』、発売直前に全クラスのダメージを引き上げ。高レベルのクリーチャーは体力も増加
2026年11月03日 | #アップデート | Polygon
Blizzard Entertainmentは、まもなく発売されるレトロMMO『WoW: Forever』について、先日のベータ版で寄せられたフィードバックに基づく最終的な修正とバランス調整の内容を公開しました。最大の変更点は、全クラスのダメージが引き上げられることです。発売は11月4日(タイムゾーンによっては11月5日)で、プレイヤーは今回の調整が入った状態で遊ぶことになります。
原作の火力設定を見直した理由
公式フォーラムで公開されたパッチノートによると、開発チームは、オリジナル版『WoW』の各クラスの強さの配分を踏襲したままでは、新要素を加えるたびに別の何かを削る必要があったと説明しています。その結果、象徴的なアビリティの一部が物足りなくなり、ほかの面白そうなデザインの選択肢も閉ざされていたとのことです。
そこでBlizzardは、全クラスのダメージを引き上げ、その分、高レベルのクリーチャーの体力を増やすことにしました。開発チームは、この追加の「余裕(headroom)」によって、全体としてより良い手触りになるよう調整できたと述べています。
クラスごとの調整と今後の方針
パッチノートには、幅広いクラスとスペシャライゼーションへの調整も含まれています。Blizzardによると、これは『WoW: Forever』での変更点を、初期拡張『The Burning Crusade』や『Wrath of the Lich King』での変更と差別化することを狙ったものです。開発チームは「クラスデザインの目標は完全な数値上の平等ではなく、すべてのクラスが加入したグループにとって価値があると感じられ、使いこなすことで強力で忘れがたい瞬間を味わえることです」と述べています。
今後のバランス調整については、発売から1か月後の12月9日にレイドが解放されるまで、手を加えない方針です。その後、実際の運営から得たデータを基に「大規模な調整」を行うとしています。データにはベータ版のレベル上限だった30を超えて育成するプレイヤーの状況も含まれます。
リスポーン速度とゲームパッド対応
そのほか、低レベルのエリアではクリーチャーの再出現(リスポーン)速度が引き上げられます。発売時に見込まれる「大量のプレイヤー」に対応するための変更です。
また、公式のゲームパッド対応も大幅に更新されました。Blizzardは、「主要なゲームプレイとコアとなるユーザーインターフェースのすべてをコントローラーで遊べる」、「機能的に完成した状態」に達したとしています。
『WoW: Forever』は、2004年当時の『WoW』を再構築し、更新と新コンテンツを加えた作品です。原文は、ベータ版の様子から見て非常に人気が出そうだと伝えています。