元スティーラーズ監督のマイク・トムリンが、12年かけた『Minecraft』の街をYouTubeで公開しました
2026年10月02日 | #ゲーム紹介 | Polygon
元ピッツバーグ・スティーラーズ監督のマイク・トムリンが、12年かけて作り上げた『Minecraft』の街をYouTubeで公開しました。息子と街を歩く19分の動画は、公開時点で75万回以上再生されています。
家族と遊び始めた街づくり
トムリンは、子どもたちと一緒に遊んだことをきっかけに『Minecraft』に夢中になり、子どもたちが家を出たあとも建築を続けてきました。今回の動画は、新しく開設した個人チャンネルで始まるツアーシリーズの第1弾です。息子を隣に、誇らしげに街を案内する姿は、見ていて心が温まります。
街の中心には大きな池があり、その周りを高層マンションが囲んでいます。川が街を流れるつくりは、ピッツバーグを通る3本の川を思わせます。街の多くを住宅が占め、ときおりブロック文字でロゴを再現したCVSの店舗も見られます。
建物ごとに異なる内装
街の見どころは、建物の細部まで作り込まれていることです。トムリンは複数のマンションの中も案内し、それぞれ違った内装を見せています。中央に水族館を置いた部屋がある建物もあれば、グロウストーンに照らされた地下の隠れ酒場を備えた建物もあります。
特に印象的なのは、息子が大学進学で家を離れたときに住んでいた場所をもとにした住宅街「The View」です。この街には、トムリンが過ごした12年間の記憶が刻まれています。ゲームが人生の大切な時間を残す場所にもなることを感じさせるエピソードです。街の続きだけでなく、トムリン自身についてももっと知りたくなるツアーです。
街には、なぜかトランプ・タワーも再現されています。建物が映る場面には「支持を意味するものではありません」「この建築は2015年ごろのものです……彼が勝つとは思っていませんでした」と画面に表示されます。思わず納得してしまう注釈です。ちなみにスティーラーズは2015年シーズン、10勝6敗でプレーオフに進みましたが、地区ラウンドでデンバー・ブロンコスに敗れています。
建築に費やした時間を疑う声も
この街に驚かされる一方で、ひねくれた見方をすれば、トムリンは監督としての仕事にもっと時間を使えたのではないか、という疑問も浮かびます。たとえば、試合映像の研究に時間を回せたかもしれません。スティーラーズは、トムリンが2009年に優勝して以来、スーパーボウルに進出していません。もし街づくりを2014年ごろに始めたのなら、あとは読者の想像にお任せします。ビル・ベリチックなら、ロブ・グロンコウスキーを壁に叩きつける代わりにレッドストーンを採掘する姿は想像しにくいでしょう。「基準は基準だ」というわけです。
とはいえ、ビル・ベリチックはNFL殿堂入りしていません。一方のトムリンは、今YouTubeで最も注目を集めるゲーム動画を公開しています。