『Fire Emblem: Fortune's Weave』主人公はソレルの転生か、ファンが武器や設定の共通点を指摘
2026年10月03日 | #噂・リーク | Polygon
『Fire Emblem: Fortune's Weave』の主人公エシュメルは、かつてソレルだったのではないか――。RedditやGameFAQsでは、武器や兵種、物語の設定にある共通点を根拠に、そんな説が語られています。ゲーム中で正体は明かされていませんが、筆者も有力な説だと考えています。
エシュメルとソレルに重なる要素
以下、第2部・第3部のネタバレを含みます。
アンナの外伝では、象に乗るアンナとともに、ソレルが仲間として登場します。彼の兵種は、ソレルの一族に固有と思われる神聖な兵種「Trident」です。Dagdaの神々で同じ兵種なのは、ソレルの娘オーロラだけです。また、Dagdaで最初にTridentとして登場するほかの存在は、エシュメルです。
外伝でソレルを出撃させると、構えがエシュメルとほぼ同じだと気づきます。ただし、これは決め手とは言いにくい点です。多くの兵種で共通のモーションや構えが使われており、ソレルのものもオーロラとは異なるとはいえ、類似だけでは断定できません。
より強い手がかりは、エシュメルの槍です。包帯を外して整えると、ソレルの槍と同じものに見えます。第3部では、クレドナが包帯を外した槍を見て、見覚えがあると口にします。
魂の設定とソレルの過去
物語上のつながりもあります。フォルトゥナによれば、ナバテア人――ソティスの子どもたちとその子孫――の魂は、死と転生の循環には戻らず、ソティスのもとへ引き寄せられます。Three Housesでは、ソティスとその子どもたちが、古い魂を思いがけない場所に宿らせる力を持つことが描かれています。
ゲーム冒頭では、フォルトゥナと昆崙の村の長が古代の宇宙技術を使い、村人を導く理想の存在として「Mediator」を作ります。Mediatorの魂がどこから来るのか、そもそも魂を持つのかは明かされません。一方、フォルトゥナはエシュメルのために魂を呼び寄せ、それが罪を償い、Dagdaに光を取り戻すのにふさわしいと語ります。炎の主たちの運命を変えていく物語では、過去の償いが必要な人物が次々と登場します。
その罪をソレルのものと考えると、各ルートで描かれる炎の主たちの物語は、彼の失敗や欠点の記録とも読めます。カイのルートでは家族との関係、ディートリヒのルートでは国の統治、テオドラのルートでは倫理観全般、レダのルートでは公正な君主としてのあり方が描かれます。
アンナの外伝が示すもの
筆者は以前、作品の政治描写を扱った記事でソレルの問題点を取り上げています。彼は父親が10万人を殺しても気に留めず、妻が危険にさらされて初めて行動しました。現状を変えることを避け、出自に疑わしい点があり、Dagdaの精神的な衰退にも関わるミトラス教団を野放しにしています。
ソレルがエシュメルだという説を見かけたことはなかったものの、筆者はアンナの外伝の結末を考え直すと、アンナを仲間にできないことにも意味があるように感じました。ソレルはようやくミトラス教団を信用できないと悟りますが、その影響力が想像以上に深くまで及んでいることにも気づきます。破滅が迫るなか、彼の怠慢と失敗のせいで、もう止める手立てはありません。もしこの解釈が正しければ、なんと見事な物語上の仕掛けでしょう。
追加コンテンツで、エシュメルがソレルの転生だと明かされる可能性はあります。作品に残された謎を解き明かしてほしい気持ちと、謎のままにしてほしい気持ちの両方がある筆者ですが、任天堂が否定するまでは、2人は同一人物だと考えています。