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『GTA 6』は開発陣でも全要素を把握しきれない規模、Rockstar NorthのAaron Garbut氏が語ったとJason Schreier氏が紹介

2026年10月20日 | #その他 | DualShockers

『GTA 6』は開発陣でも全要素を把握しきれない規模、Rockstar NorthのAaron Garbut氏が語ったとJason Schreier氏が紹介

ジャーナリストのJason Schreier氏が自身のチャンネルで公開した動画の中で、Rockstar North共同スタジオヘッドのAaron Garbut氏が『グランド・セフト・オートVI』(GTA 6)について「ゲーム全体を一人で把握している人はいない」と語ったことを紹介しました。Rockstar作品に見られる細かな作り込みが、どのような開発体制から生まれているのかを示す話として注目されます。

「全体を頭に入れている人はいない」

Garbut氏は、Grand Theft Autoシリーズの主要な3D・HD世代作品すべてに関わってきた長年のアートディレクターです。Schreier氏によると、同氏は「このゲーム全体を頭に入れている人は一人もいません」と述べたうえで、『GTA 6』は過去のRockstar作品と同じく非常に巨大なゲームであり、同社のトップクラスの開発者でも、ゲーム内のすべてを知っているわけではないだろうと話したとのことです。

Schreier氏は、実際にRockstarを訪れて『GTA 6』の制作現場を見たうえで、この背景を説明しています。同氏によれば、Rockstarでは個々の開発者に一定の裁量が与えられており、本人が面白いと思った細かな要素や機能を自分の判断で盛り込めるそうです。すべてを細かく計画する他の大規模オープンワールド作品とは違い、現場の社員が自発的にアイデアを形にすることもあるといいます。

『RDR2』の馬の例

Schreier氏が例として挙げたのが、『レッド・デッド・リデンプション2』で馬の睾丸が寒さに反応する描写です。これは経営陣の会議で決まった大きな機能ではなく、担当した開発者が面白いと考え、取り組む時間も確保できたために実装された細部だったとされています。

原文筆者は、開発者に試行錯誤の余地があれば、ごく小さなアイデアも大きな作品の一部になり得るという、Rockstarの制作姿勢がうかがえる例だと見ています。こうした方針が『GTA 6』を探索する楽しさにつながる可能性にも触れています。

ウェポンホイールは廃止寸前だった

同じ動画でSchreier氏は、『GTA 6』がシリーズを象徴するゲームプレイ要素のひとつであるウェポンホイールを、あと少しで廃止するところだったとも語っています。Schreier氏によると、Rockstarは従来の武器選択方式に代わる仕組みを数年にわたって試作したものの、最終的には元の方式に戻したそうです。

原文筆者は、おなじみの仕組みでも開発中の実験対象になり得ることを示す話だと述べています。開発期間が10年以上に及ぶ作品であれば、なおさらだという見方です。

今後の注目点

現時点でウェポンホイールは残る見込みですが、開発中にRockstarがほかにどのような変更を検討したのかは、今後明らかになるのを待つことになります。原文筆者は、長い開発期間、大規模なチーム、個々の開発者に与えられた自由を踏まえ、『GTA 6』には制作に関わった人々自身も把握していない驚きが隠れているかもしれないと推測しています。