PHPの深刻な脆弱性の影響で『ファイナルファンタジーXIV』や『ウマ娘 プリティーダービー』などが停止、世界各地のゲームで障害
2026年10月22日 | #アップデート | Eurogamer
今週発見されたPHPの深刻な脆弱性を受け、『ファイナルファンタジーXIV』や『ウマ娘 プリティーダービー』をはじめ、複数のゲームでサービス停止などの問題が起きています。PHPで作られたWebサイトやアプリケーションでは大規模なセキュリティ侵害につながるおそれがあり、修正が配布・適用されるまでオンラインサービスを停止するよう勧告されていました。ゲームもその影響を受けた形です。
影響を受けたタイトルと現状
『ファイナルファンタジーXIV』では、公式サイトのロドストで、パッチサーバーのセキュリティ強化を行っていると告知されました。この作業が終わるまで、新規ログインは一時的に無効化されました。現在はログインが再開されていますが、セーブデータのサーバーバックアップ機能はオフラインのままです。
『ウマ娘 プリティーダービー』は、サーバー側のインフラにPHPを使っているため、突然のメンテナンス停止が実施されました。開発元は、脆弱性が悪用された事実はないと説明しています。現在は日本版とグローバル版の両サーバーが復旧しており、お詫びとして、ゲーム内通貨が全プレイヤーに配布されています。
恐竜を題材にしたベータ版のMMO『Path of Titans』は、原文の執筆時点でも停止が続いています。開発元のAlderon Gamesは、予防措置としてゲームと公式サイトを最長3日間停止すると説明しました。同社は、データが侵害された事実はないとも伝えています。
事態の深刻さ
修正はすでに出回っており、混乱はおおむね収束に向かうとみられます。ただ、ゲーム業界にとどまらず世界中の多くのサービスが、自社と利用者のデータを守るために急いで対応したことから、今回の問題の深刻さがうかがえます。原文は、対応のため昼夜を問わず作業した技術者たちに感謝したいと結んでいます。