『ファイナルファンタジー7 リバース』完結編『Revelation』、濱口ディレクターが物語・探索・戦闘を語る 2027年4月発売
2026年10月27日 | #ゲーム紹介 | Polygon
2027年4月発売予定の『Final Fantasy 7 Revelation』について、リメイク3部作のディレクターを務める濱口直樹氏が、2026年のParis Game Weekで行われたインタビューで物語、ワールドマップ、戦闘システムを詳しく語りました。本作は3部作の最終作で、開発陣は少しずつ情報を明かしています。注目は、プレイヤーがじっくり探索することを前提にした物語の作りと、キャラクターごとに最大5つまで作れる装備プリセットです。
急がせない物語と、探索が重要な世界
『Final Fantasy 7 Revelation』では、星を滅ぼす隕石が迫り、破滅の気配が強く漂っています。ただしこの状況でも、絶望や切迫感より、存在をめぐるテーマが重視されています。登場人物はセフィロスを止めることを急ぐのではなく、身の回りの世界を知り、それぞれの試練を経て、戦う理由を理解していく必要があります。そのためサイドクエストが些末に感じられることはなく、探索してNPCを助けたくなるような物語になっているとのことです。
マップの探索とサイドクエストの達成は、本作の重要な要素です。開発チームは、広大でもシームレスに読み込まれるマップの実現に多くの時間とリソースを注いできました。ハイウインドから飛び降りると、プレイヤーは世界の広い範囲を目にします。このとき、ゲームは低解像度のアセットを読み込んでいます。プレイヤーが近づくと高精細なデータを読み込み、離れると破棄して容量を空け、パフォーマンスを最適化する仕組みです。特にミッドガルのディープグラウンドは探索する価値があるとされ、新しいゲームプレイトレーラーで一部が公開されました。
すみずみまで探索してクエストをすべてこなしても、キャラクターが強くなりすぎるとは限りません。難易度設定のダイナミックモードは、敵をプレイヤーのレベルに合わせて調整するため、バランスの取れた体験が保たれます。サイドコンテンツを好きなだけ遊んでから、メインストーリーを進めることもできます。
任意で使えるFITSシステムと装備プリセット
狙いは、プレイヤーが好みに合わせて楽しく遊べるようにすることです。濱口氏とバトルディレクターの遠藤輝樹氏は、FITSシステムを使っても使わなくてもクリアできるよう、入念にテストプレイを重ねたといいます。
FITSシステムは、キャラクターの戦闘スタイルを変える特性を割り当てるもので、戦闘にさらなる複雑さを加えます。ただし完全に任意で、さまざまな組み合わせを試すことができます。今回のインタビューで濱口氏は、キャラクターごとに最大5つのロードアウトプリセットを作成できると明かしました。マテリア、武器、装備を状況に合わせて選んでおけるほか、戦闘と戦闘の合間に切り替えられるため、より特化した柔軟な戦い方ができます。
今後のプロジェクトについて
濱口氏はリメイク3部作に力を注いできたことで知られ、ファンから『ファイナルファンタジー』のさらなる作品を望む声が出ています。氏は今後もチームに残りたいという意向を示しました。選択肢はいくつかあるとされ、濱口氏が挙げたのは3つです。シリーズの次回作に携わること、新しいAAA級のIPを開発すること、別のリメイクシリーズを率いることです。
一方で濱口氏は、今後のリメイク企画は別のチームに任せるべきだと考えています。現在は『Revelation』を最高の形で届けることに集中しています。