『Final Fantasy VII Revelation』序盤デモで新たなマテリア成長とジェノバ戦を体験
『Final Fantasy VII Revelation』の新たな試遊では、広大なフィールドではなく、物語を追う直線的なエリアをプレイできました。マテリアの新たな成長方法や、3段階にわたるボス戦も体験しています。
北の大空洞を進むストーリー重視の展開
これまでの試遊では、ハイウインドで飛び回るオープンワールドが中心でした。今回プレイしたのは、ニューヨーク・コミコンで公開されたチャプター1序盤の一部です。北の大空洞に到着した一行が、巨大なクレーターの中心へ向かって進みます。
序盤のデモながら、パーティはマテリアや装備が充実した、終盤のような状態でした。開発途中の内容のため、4月の発売までにバランスが変わる可能性があります。
マテリアの成長と素材集め
マテリアには、敵を倒してAPを少しずつためる方法に加え、新たに「マテリアのかけら」を使う成長方法が用意されています。かけらを1つ消費するたびに、マテリアへAPを1加算できます。デモでは入手方法が説明されず、最初に200個を所持していました。試しにすべてファイアのマテリアへ使うと、レベルが約3分の1進みました。製品版でどれほど入手しやすいかは分からないため、気軽に使えるかはまだ判断できません。
リバースから登場したアイテムトランスミューターも続投します。素材集めは、前作より楽になっているようです。リバースでは本編クリア後に解放された自動回収機能が、今作では最初から有効でした。三角ボタンを何度も押さなくても、エリアを進むだけで素材を集められます。
クレーターの探索と戦闘
クレーターの中は氷や結晶に彩られた美しい迷宮でした。画質優先モードではない状態でも見応えがあり、リメイクやリバースの映像表現を引き継いでいます。
デモの初期パーティはクラウド、シド、ヴィンセントです。新キャラクターを試そうと操作を切り替えると、特にシドの戦い方が印象に残りました。通常攻撃を1、2回繰り出したあと、青い霧をまとったタイミングで再び攻撃すると、強力な一撃を放ちます。通常の敵なら、すぐにひるませられるほどの威力でした。
一方、通常の敵はあまり苦労せず倒せました。短いカットシーンを挟んで現れる大型の敵も、ATBアビリティを数回使うだけで撃破できました。ディレクターの浜口直樹氏はプラチナトロフィーを取りやすくする方針を示しており、戦闘にもその方向性が表れているように感じます。ただし、まだチャプター1の序盤なので、ゲーム全体の難易度を判断するには早い段階です。
FITSと召喚獣の連携技
このデモではFITSのジョブを変更できませんでしたが、クラウドには召喚士が割り当てられていました。ATBゲージを1つ消費すると、イフリート、シヴァ、タイタンを呼び出し、攻撃を強化できます。攻撃に炎や氷の演出が加わるのも見どころです。
召喚獣ごとの連携技も用意されています。リバースやリメイクと同じく、アビリティを使ってゲージをため、特定のキャラクターとの組み合わせで強力な技を解放します。召喚獣の連携技は、1人のATBをためるだけで使えるため、発動までの手間が少なそうです。ただ、敵を倒すのが早く、必要なだけアビリティを使う前に戦闘が終わることもありました。
3段階のジェノバ戦
クレーターの奥ではセフィロスのクローンが次々と現れ、クラウドはおなじみの幻視を見ます。クローンと生物が融合して生まれた敵の1体、ギガースとの戦いでは、イフリートとクラウドの連携技を発動できました。召喚獣の「地獄の火炎」とクラウドの剣を組み合わせたような技でしたが、演出が終わる前にギガースを倒してしまいました。
さらに進むと、紫色の光を囲むセフィロスのクローンの群れに遭遇します。イベントシーンのあと、クローンの1体からジェノバ・デスマーナーが孵化し、ボス戦が始まりました。シリーズのジェノバ戦と同じく、触手を倒して本体を攻撃する展開ですが、今回は触手が炎を吐きます。戦闘は3段階あり、シドとヴィンセント、クラウドとシヴァの連携技も使えました。リバースに続き、演出は派手です。
炎を避けながら触手を切り落としていく戦いの末、ボスを倒すとデモは終了しました。ここではようやく手応えのある戦闘を楽しめましたが、全体としてはもう少し難しさがほしいところです。発売に向けてバランス調整が続く可能性はあります。
物語を追う場面にも期待
これまでの試遊では、さまざまな遊びが詰まった広大なオープンワールドが紹介されてきました。今回の体験では、物語を中心に進む直線的な場面も、前2作と同じようにドラマチックに描かれていると分かりました。3部作の完結編となる本作では、PS版の原作で駆け足に感じられた部分も、大きく描かれるのではないかと期待しています。