『Destiny 2』、削除された過去のキャンペーンやレイドを順次復活へ。約12カ月かけて移植作業を進める
2026年10月30日 | #アップデート | DualShockers
Bungieは『Destiny 2』で過去に削除(サンセット)されたコンテンツを、順次復活させる取り組みを明らかにしました。最初の段階では、すべてのプレイヤーを対象に、提供終了となっていた過去のキャンペーン関連コンテンツが戻ってきます。
『Destiny 2』は、巨大なファイルサイズ、プレイヤー数の少なさ、仕組みの陳腐化などを理由に、初期のアクティビティを数多く削除してきました。その中には、プレイヤーが購入したキャンペーンも含まれています。こうした事情は開発が停滞した理由の1つでもあり、ゲームを微妙な立場に置いてきました。それでもBungieは、コミュニティからの熱い支持を受け止め、数十時間分にのぼる封印されたコンテンツを解放する取り組みを始めます。
長期戦となるコンテンツ復活
Bungieは、復活に大きな労力がかかることを隠していません。長らく開発の裏側をはっきり伝えてこなかったスタジオだけに、この率直さは歓迎すべき点です。コンテンツはグループごとにまとめて解放する方針で、最初のグループは、提供終了となった過去のキャンペーン関連が対象です。
具体的には、Red War、Curse of Osiris、Warmind、高い評価を受けたForsakenのストーリーミッションに加え、これらに関連するレイド、レイドレア、ストライクも戻ります。キャンペーンの多くは特筆するほどの出来ではないものの、これらが無かったために、新規プレイヤーは初期の『Destiny 2』で何が起きたのかをYouTube動画や設定資料で補う必要がありました。MMOでは世界が一貫して生きていると感じられることが大きな魅力であり、その点で損失だったと筆者は指摘しています。
長く遊んできたプレイヤーにとって最大の朗報は、6本ほどのレイドが復活することです。レイドは『Destiny』コンテンツの頂点といえる存在で、Last Wish、Leviathan、筆者が特に好きだというScourge of the Pastなどが戻ります。これ以外のレイドも含まれます。
また、ファンの幅広い支持を受け、Emperor Calus's Menagerieも復活し、報酬も再登場します。さらにBungieは、PvPマップ、シーズンアクティビティ、フリーローム形式のデスティネーションの復活も、後日の目標として挙げました。この移植作業にはおよそ12カ月かかる見込みです。移植が準備のごく初期段階にあることを考えると、またしても長い待ち時間になります。
今後の展開と「We're Back」の意味
Bungieは6月に、『Destiny』を終わらせるつもりはなく、『Destiny 2』とシリーズ全体の将来を見据えて新コンテンツや大きな計画を進めていると明らかにしていました。今回の同じブログ記事では、コンテンツ復活とは別に、複数の長期的な目標も示されています。
まず2月に、コミュニティの支持に感謝する『Destiny 2』のお祝いイベント(Celebration)を開催します。内容の詳細は不明ですが、既存のMoments of Triumphを土台にするとされています。同じ2月には「Destiny Legacy」についての情報も公開される予定です。名称からは、『Destiny』初代の未移植コンテンツを正式に移植するものとも受け取れますが、Bungieは詳細を伏せています。
最も気になるのは、ブログ記事の末尾にある、リリース日未定(TBD)の伏せ字の項目です。そこには「Launch Ventrilo Message: 'We're Back'.」とだけ書かれています。筆者はこれを、スタジオ全体が再び『Destiny』に注力することを示すものではないかと推測し、期待できる展開だとしています。ただしBungieはこの件について慎重に口を閉ざしており、実現可能かを確かめてから再挑戦したいのだろうと見ています。
筆者によれば、Bungieは身勝手なCEOや支配的なスタジオ、自社パブリッシングの苦労などで痛手を負ってきました。それでも才能と経験に恵まれたチームであり、『Destiny』は紆余曲折を経ても本物の名作シリーズで、Bungieはその維持に力を注ぐ意思を持っているとまとめています。