『World of Warcraft: Forever』、新デザインのノースシャー修道院を見せたことで懐疑的だった開発陣も賛同した
2026年11月07日 | #ゲーム紹介 | GamesRadar+
『World of Warcraft: Forever』は、大型オンラインゲームとしては珍しく、ほぼ問題なく発売を迎えた作品です。批評家やプレイヤーからの評価は高く、パフォーマンス面でも非常に安定していたことから、MMOコミュニティでは「史上最も安定したWoWのローンチ」と呼ばれています。しかし開発初期には、WoWの新たな派生版を作ることについて、Blizzardの上層部を説得する必要があったといいます。
ノースシャー修道院が決め手に
Blizzardのシニアゲームデザイナーであるジョシュ・グリーンフィールド氏はBloombergの取材に対し、新しいライティングシステムと刷新されたビジュアルをマップ上のある地域で披露したことで、全員が納得したと語っています。開発チームは、2023年のWoW Classicのアップデート「Season of Discovery」をコンセプトの土台に、ノースシャー修道院のエリアを新たに作り直しました。このエリアは「美しい一角」として、判断を下す立場の人々に向けたビジュアルの見本になったそうです。
グリーンフィールド氏は次のように述べています。
「チームには、オリジナルのClassicを熱心に遊んでいた人が大勢いて、懐疑的でした。ただ、その『美しい一角』を見せたとき、『よし、参加する』と言ってもらえて、特別なものを手にしていると確信しました」
3つのWoWの違い
WoWの派生版が3つに増えて分かりにくいという人のために整理すると、『World of Warcraft: Forever』は、2004年に登場したMMOを土台に、ビジュアルを大幅に引き上げ、当時の初期版にはなかった新機能を加えたバージョンです。
これに対してWoW Classicは、オリジナル版と並行する形で進行し、その後に実装されたアップデートや拡張がそのまま追加されていきます。一方の『World of Warcraft: Forever』は、2004年のアゼロスにとどまり続け、レベル上限も当時の60のままです。そのうえで新しいダンジョンや快適さを高める機能が加わります。