ホライゾン2 ウエスト
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2022年2月18日 / PS4 , PS5

5分でわかる前作ゼロドーンのストーリー

2023.5.2 2022.1.30 0
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『Horizon Forbidden West』が2022年2月18日についに発売されます。前作から結構な期間が空いているのでストーリーを忘れた人のために簡単にまとめたストーリーを紹介。

普通にネタバレしますのでご注意ください。かなり細かい点は端折っています。

目次

前作ゼロドーンのストーリー

1000年前

ある日、ロボット開発企業が生命をエネルギー化&自己増殖可能な兵器を開発する。ロボット開発責任者(ファロ)のミスにより機械停止ができない状態だった。そのため、人間を含めた生命全てがエネルギーの対象になったため全生命の絶滅が決定する。木とかも対象なので酸素がなくなったりとか絶望的な地球になる。

ロボット開発責任者が博士(エリザベト)に相談したところ、全滅は必須なのであえて一度全滅し、その後に再び復興する計画を立案・開発する。そのプロジェクト名がゼロドーンだった。

計画は順調でAIガイアを筆頭に役割別に複数のAIが作られる。このAIが生命絶滅後にシェルター内で試験管から人間を作り出し、再び人類を再生し、歴史や知識を復元させる。機械を作る機能もあり、再生した人類が外に出られない間にAIが作り出した機械が地表の植物などの復活をさせることができる。

しかし、プロジェクト:ゼロドーンが完成直前で、博士はシェルター設計のミス(事故?)を解決するために一人外へ出て死亡する。その後、プロジェクト:ゼロドーンが開始されてすぐにロボット開発責任者が「復活する人類に知識を与えるべきじゃない」と独断で構成に知識を残すAIを壊してしまう。そして生き残っていた他のゼロドーン関係者を殺してしまう。

その後、生命は全て絶滅。

そして人類は復活するものの知識を渡すAIはこわれているので必要最低限の生活の知恵がある程度の原始的な文明になってしまう。

ゲーム本編

AIの一つであるAIハデスが何らかのハッキングにより暴走しAIガイアを侵食する。この頃から機械の暴走が始まる(前生命を絶滅させた機械とは別。新人類のために働いていたスクラッパーとかの機械のこと)。
AIガイアは最終手段の自爆を決行しAIガイアと相打ちになる。自爆の際にAIガイアを作り出した博士のクローンを作り人々に育てさせる。それが主人公アーロイだった。

主人公がいつか自身の元を訪れて、完全にAIハデスを停止してもらうのがAIガイアの計画だった。それが主人公がゲーム中に行っていた内容になる。

AIガイアの思惑通りにことは進み、主人公は無事にAIハデスを停止させることができた。

DLC『凍てついた大地』

本編ラストに入る前の寄り道クエスト。サイレンスがかつてシャーマンとして一時的にいた場所。

AIシアン(AIガイアとは関係ない)がAIヘファイストス(機械製作を担っているAIガイアの副次機能)からハッキングを受けて今までにない驚異を持つ機械を作り始めたために集落が大変なことになる。AIシアンは火山の噴火を止めるための施設を管理しており、噴火の危険性もあった。

主人公が現地の族長とシャーマンと協力しAIシアンからAIヘファイストスの乗っ取りを排除させることに成功。AIシアンのメイン施設はほとんど爆破してしまったが、すでに改良してあったので今後3000年は噴火の心配はなくなった。

補足

機械は主に2種類います。1つは前の生命体を絶滅させた機械。これはデスブリンガーなどのメカメカしいやつ。2つ目は生き物チックな元生命体を補佐する機械。アーロイが普段狩っているスクラッパーとかですね。

デスブリンガーは過去の機械なので全て停止して眠っています。普段草原にいる機械はAIハデスが暴走しはじめた時期から人を襲うようになりました。機械が普段から人間を襲うようになったのはAIヘファイストスが『人間が機械を狩ってしまう』という理由からわざと襲うように変更したということがDLC『凍てついた大地』で明かされます。

穢れと言われる黒い靄のかかった機械はAIハデスが管理下において、アーロイや他の部族を襲わせている暴走機械になります。敵味方関係なく襲うのも穢れバッドステータスなので単純にバグった状態を指していることもあるようです。

ゲーム中の謎と考察

作中で謎な点がいくつかあります。

  • ロボット開発責任者(ファロ)のその後
  • AIハデスがなぜ暴走したのか
  • 最後にAIハデスを回収したサイレンスは何をしようとしているのか

ファロのその後の不明とAIハデスの暴走は関係がありそうですが、これらの不明点は次回作のウエストで明らかになりそうな気がします。

サイレンスについて

DLC『凍てついた大地』の集落でサイレンスはシャーマンをやっていたことがわかりますが。その集落にやってくる前からすでに知識が豊富で現在のような人間性だったようです。結局の所、サイレンスの出生はわかっていません。

DLCの中でアーロイとサイレンスの掛け合いを見る限りはサイレンスが黒幕という感じはないですね。単純に知りたがりなだけな気もします。

適当な考察

ファロがゼロドーン開始直後にアルファたちを殺そうとしている時に、ハッキングはやめろなど独り言のように叫んでいます。誰に対して言っているのか不明ですが、それがAIハデスの暴走に関わっている黒幕のような気がします。それが人なのかAIなのか…。

エリザベトと同じ遺伝子を持つアーロイをAIハデスは危険と言っていましたが、誰かしらの理想とする世界にとって人類を発展させてしまう危険性を持っているのがアーロイだから危険視しているのかもしれません。遺伝子がエリザベトのものなのでAIがいる施設にも入れるでしょうしね。

DLC「凍てついた大地」で火山を止めているAIを襲ったのはAIヘファイストスでしたが、このAIがテラフォーミングで大地を管理している機械たちを人間を襲わせるように変更したのですが、その理由が「人々が機械を狩り始めたから」でした。テラフォーミングを行う上で許容できないレベルの出来事があるのならAIは人間を間引くこともしてしまうのかもしれません。

ファロが新人類に知識を残さなかったのも、過ぎたテクノロジーで火傷させないためでした。黒幕は原始的な世界を保たせようとしているのかもしれませんね。

何にせよファロが全部悪いですよね。前人類の絶滅する原因を作ったし、新人類を原始的な文明にしてしまうし思想の偏りが怖いです。