JTFインタビュー
レポーター:
それで、実際いくと思う?
JTF代弁者:
封鎖は事態の収拾のためには必要な予防措置だ。十分対処できる
レポーター:
でも、通すときはどうするの?ほとんどの人が家族に会うために街を離れようとするでしょう
JTF代弁者:
時期が来たら再検討もするが、今はとにかく封鎖だ。ああ、すまない、仕事が入った。
とにかく余計なことはせずに、家族の安全だけ考えろ
残業
女:
何が起きてるか聞いたわ!大丈夫?
男:
大丈夫さ、ただ…ちょっと疲れたんだ。
女:
そう
男:
どこも封鎖されてた。みんな隔離されたんだ。今ここは、プラスチック風船の中ってわけさ。嘘じゃないぞ
女:
そんな。信じられないわ
男:
お前はどうだ?大丈夫か?
女:
6時間ぶりの休憩中なの…朝食にキャンディーバーよ…でも文句を言っても仕方がないわね
病気の囚人
ビック:
ジョン、ビックや。夜勤中にデブから電話あったで。囚人が体調を崩し始めとる。警備員の1人が持ち込んだんやろう。補給船も着きそうにないし。せやから、お前もトラビスも来んなや
ジョン:
刑務所は人手不足なんだろ。暴動がおきるぞ
ビック:
ああ、お前はどうか知らへんけど、エボラか何かにかかった囚人が2000人もおるライカーズ島に、足止めくらうほど給料はもろてへん。今日は出勤せんほうがええで、ジョン。
働き損や
帰宅
ジェイン:
もしもし、ニューヨークも近いみたいだ
女:
マンハッタンへ軍を送ってるの?よくないことなんじゃ?
ジェイン:
州兵よ。大丈夫。私たちの任務は、警察とかの援護なの。あなたは知らなくていいし、周りにも話さないでよ。何かわかったらまた電話するから。いいわね?
女:
分かった。ここも物騒になるわね、ジェイン
ジェイン:
厳重に戸締りして。すぐに事態も収まるから、じっとしてて
通訳
受付:
市議会アクセシビリティ事務所です。どのようなご用件でしょうか?
クーパー:
もしもし、マックス・クーパー二等軍曹ですが、補給所で通訳が必要なんです。アルメニア、西アフリカの方言…よくご存知でしょう?ニューヨークでは珍しくもない。大体通じて、後は誰かが訳してくれるんですが、ここは大変で
受付:
調整して、こちらから掛け直します
クーパー:
よかった。本当にありがたい
発電所
ジャック:
おい、俺だ。いつ家に返してもらえるか見当もつかない
女:
仕事中?まだ働いてるの?
ジャック:
よく聞いてくれ。メインタービンでいろいろ問題が起きてな。もし止まったら島全体がお終いなんだ…すぐには帰れない、そうしたくても軍が、ここにいるんだよ、それで…
女:
拘束されてるの?何てこと、ジャック。大丈夫?
ジャック:
問題ない。ないんだが…いつ出られるか分からないんだ。だから子供たちを連れてサンディのところへ行け。できるだけ早く帰る。愛してる
ダークゾーン
レポーター:
で、強制収容ってわけ。この…「ダークゾーン」…目的はなんなの?
CERA代表者:
もう記者会見は開かれたし、情報も全て開示された。他に何か機密があっても、何も言えないな…
レポーター:
で、これが除染処置だって話を続ける訳ね?
CERA代表者:
繊細な状況だ…事務的に扱わないとな。事態の悪化も視野に入れるべきだ。数百万人の命がかかってるんだ
店主
オペーレーター:
こちら911です。どのような事件ですか?
店主:
もしもし?バワリー街の自分の店にいるんだが、警察をよこしてくれ!襲われてるんだ!
オペレーター:
分かりました。命の危険はありますか?
店主:
おい、何言ってるんだ!?店の周りの柵を暴徒が壊そうとしてるんだぞ!いいか、ここには俺しかいない。頼むから早く来てくれ!
オペレーター:
了解しました、お店はどちらですか?
店主:
下がれ!銃を持ってるぞ!下がれって言っただろ。聞こえないのか?
兆候の現れ
オペレーター:
CERAヘルプオンラインです。ご用件は?
女:
ああ、よかった…病院へ行こうと思ったんだけど…助けて欲しいんです…
オペレーター:
分かりました。緊急なら911がいいと思われますが、緊急ですか?
女:
熱があって、ずっと…吐いてて…止まらなくて…医師にかからないと…
オペレーター:
それでは緊急医療センターに連絡します。お名前とご住所を教えてください
女:
ずっと独りです…なりたくない…独りになんてなりたくない…
危機管理センター強盗
女:
はあ、昨日からもう3体目よ。袋に入れて除染してる
男:
よし。1時間以内に回収に向かうよ
女:
よかった。でも一体こんなのどうやって処理するのよ。私はもう…ちょっと待って、何かが…待って!ここに来ないで!ここはCERAの医療センターよ。あなたは
暴徒:
下がって、何もするなよ!伏せろ、頭を下げろ!誰も…
女:
ちょっと!なんてこと!
行方不明者
JTF:
CERAヘルプラインです。ご用件はなんでしょう?
女:
あの、行方不明者を登録したいんですけど…えっと、私の兄弟です
JTF:
分かりました。彼のお名前は?
女:
トレバー。あ、トレバー・スローンです
JTF:
最後に確認した時のことを教えてください
女:
私たち、えっと、マディソン・スクエア・ガーデンにいたんです。二日前に。彼が人混みに消えてしまって、郵便局の側で待ってたんですけど、現れなくて。もうどこに行ったのか分からないんです…それからずっと一人で…
LMB脱退
JTF1:
もうこれ以上我慢できない。ブリスは完全に正気を失ってる。市民を殺させて。アルバレス軍曹が拒んだ時だって、反逆を理由に彼を撃ったじゃない
JTF2:
内側の奴が必要なんだ
JTF1:
私はもう市民を殺さない
JTF2:
君が市民を1人撃てば、1000人が助かる。必要なことなんだ
JTF1:
彼と同じことを言うのね
JTF2:
とにかく任務を遂行しろ。これは命令だ
エンジン故障
JTF1:
沿岸警備隊が薬物を50kg所持していたヘイルを、たった今確保した。エンジン故障で、ゾディアックボードを漕いでイースト川を上っている
JTF2:
冗談よね?
JTF1:
いや、本当だ
JTF2:
それでクラッカーは?堅いコルクがはじける音が聞きたいわ
JTF1:
俺たちが奴を捕らえた時、ずっと笑ってたんだ。家に帰れて嬉しいかと聞いたら、こう唾を吐かれた。「お前たちもみんなもう終わりだ」ってね
JTF2:
彼女は…感染しているの?
JTF1:
俺もすぐ病院へ行くことになる
野蛮人
JTF:
あなたはブリスのバカに従うっていうのね
LMB:
気に障ったならすまない。しかし人々は荒れている。昨日はCERAの貯水池で大便をした男を捕まえた。笑いのために近隣全体が汚染されたんだ
JTF:
混乱してるのは分かってる
LMB:
そういうことなんだ
JTF:
でも、それは理由にならないわ。ベニテスの言うとおり、人々は助けを求めてるの。もし分かってもらえないなら…
LMB:
なら?
JTF:
そうね、終わりにしましょ
病院のベッド
男:
ベッドは120ある。東棟にも25追加した
女:
全部使用中ですか?
男:
ああ。順番待ちも出ている。でも、これはまだ始まりにすぎない、おまけに物資も不足してるからな。何とか本館の治療は続けられてるが
女:
そう、どこも一緒みたいですね
男:
そうだな。CERAも手いっぱいだ。俺たちも何とか機能してる程度だ。それに、他の患者に感染が拡大しないか心配だ。ペースをあげて、できることをやってくれよ?
女:
すみません。何とか頑張ってはいるのですが
衰弱
オペレーター:
911です。どうされました?
女:
もしもし?あの、3番街の…東側21番目の角のところにいるんですけど。友人が、インフルエンザか何かにかかってるみたいで。歩道で気を失って目を覚まさないの!
オペレーター:
息はしていますか?
女:
ああ、ど…どうだろう。たぶんしてるわ。額がかなり暑いの!顔が真っ青で、汗もすごくて!
オペレーター:
分かりました。横にして寝かせてください
女:
分かったわ、ええ。よし、寝かせたわ。あの…救急車を送ってくれませんか?
オペレーター:
できるだけ早くそちらに送ります。この2日で異常な数の電話が入ってるんです。しかし、すぐそちらに到着しますので。ご友人の側から離れずに、できるだけすぐ送りますので…