例の件
男1:
おう、どうしたんだ?
男2:
特に何も。マヒしてる。今日たのめるか?
男1:
ああ、大丈夫だ。もっと酷くなる前にやったほうがいい
男2:
分かった。裏通りで落ち合おう
男1:
じゃあ、10時にな
男2:
ああ。トイレが直って姉貴が喜ぶな
サイコウ
女の子1:
ねえ。アリアのお新しいビデオ見た?
女の子2:
本当にまじでやばかった!超素敵ね!スウェーデンのバンドのボーカルとデートしたって知ってる?
女の子1:
ウソ?マジ!彼って本当超イケてるよね!
女の子2:
私も大好き。彼女ほんとラッキーよね!
女:
電話している場合じゃないわ!ニュースを見にいらっしゃい!
女の子2:
分かったわ。ママが妬んでる。また後でね!
女の子1:
うん、また後で電話してね!
ニュースのネタ
女:
それで、何を撮ってきたの?
男:
マディソンで自動車事故があった。大きな玉突き事故だ。死体のアップも撮った
女:
それだけ?
男:
あ、ああ。良い出来だぞ。車道いっぱいに血と内臓が
女:
時間の無駄だわ。病院とか、暴動とか、病気の子供とかあるでしょ。
どれか撮ってきたらまた電話して
男:
分かった、できるだけやってみよう
サプライズ訪問
留守番電話:
今電話に出られないから、メッセージを残してね
女:
もしもし!母さんよ。今、タクシーで街に向かってるところなの!いいって言ったんだけど、父さんが良いホテル見つけたの。それで、とにかくあなたに会いたかったのよ。こんなことになってるしね。相変わらず渋滞は酷いわね。でも街の外はもっとひどいみたい。火曜日なのに。
変じゃない?じゃあ、また後で。バイバイ!
ウィッシュリスト
ジャネット:
まったく、このゲームは高いわ。子供が400ドルもするゲーム機を使って一体何をするっていうの?
男:
子供たちも日常に楽しいものが必要だろ。1年我慢したし
ジャネット:
そうね…ねえ、私たちは今年、お互いにカードを送るだけにしない?その、これ以上物を増やす必要ってある?
男:
本気か?
ジャネット:
私が欲しいものは家族だけ。あなたの子供たちが「ママ」って呼んでくれるだけでいいわ
男:
はは、しばらくはジャネットって呼ばれるだろうな
ジャネット:
このゲーム機が役に立ってくれないかしら?
男:
どうかな。愛してるよ
クラブ
女1:
ねえ、とにかく来てよ
女2:
ここがどうかしたの?
女1:
大変よ。信じられない。クラブ全体が病院みたい。車椅子に座って、点滴の管で飲み物を飲むの。お菓子がほしくなったら運んで来てくれる…おまるに入れてね
女2:
みんなあのインフルエンザなの?今まで一番やばそうね
女1:
ああ、もう。マックスとくっついてからあなた本当につまらない
女2:
少なくとも、おまるから取って食べないわ。ふふ
ニューヨークは嫌いだ
男:
いいや、冗談じゃない。他人のゴミの臭いにうんざりなんだよ。それで、地下鉄にはもう立てない。目の前にアーバンダンスが踊ってるなら別だけど。後、タクシー、クソ!あんなの自分で運転したほうがマシだ
男の子:
そう言うなって、ここが好きなんだろ
男:
それは違うよハニー。君がここにいるから。愛してる
くしゃみ
女1:
ねえ、彼が私の口にくしゃみした
女2:
え?
女1:
…ありえないでしょ?でも今週、もっとひどいことがあった!
女2:
分かった、土曜日にブルックリンの醸造所に来て。自分だけの地ビールを作りましょ。みんな来るわ
女1:
地ビールとブルックリンヒップスター?2012年に?
女2:
ネービッドがあなたに夢中みたいよ。参加者に入れておくわね
農地
男1:
農場を買ったんだ
男2:
はあ!?
男1:
だから、農場を。バージニアに40エーカー
男2:
冗談やろ
男1:
ブルーリッジ山脈のすぐ近く。何もないけど、遠くに少し森があって、家屋もある。鶏を育てようと思ってるんだ
男2:
お前、都会育ちやろ。1週間も続かへんって
男1:
ここにいても1週間もたない気がする。同じ建物の奴が4人、危険な菌にやられて病菌に運ばれ、1人は死んだ。離れられる内にここを離れる、お前もそうしたほうがいい
ザ・キラー
刑事メルシェ:
第3管区、こちらメルシェ
不明:
…私を探してるって聞いたわ、刑事
刑事メルシェ:
探知しろ
刑事メルシェ:
どうして電話してきた?
不明:
あんたが困ってる姿を見たいの
刑事メルシェ:
お前を捕まえる。忘れるなよ
不明:
どんなに探しても無駄だ。あんたには捕まらない…
刑事メルシェ:
できたか?
警察官:
ああ。電話の登録者はハッケンサックの15歳の子供だ。他人の殺人で有名になろうとしてるだけだ。うんざりしてくるな
クリスマスメニュー
女:
ハムがない!?ハムなしでどうやってクリスマスを過ごすのよ?
男:
ハムも七面鳥もない。肉もない。傷んでない物はな。店員が2週間以内には入荷するって言ってた
女:
木の実のローストならできそうね
男:
全然クリスマスっぽくないな
女:
たき火でトチの実を焼きましょ!無理ならオーブンを使って。クリスマスっぽいでしょ?
男:
ホットドックはどうだ?いくつかあるだろ。ぶつ切りにして、ビスケット生地で包んで、名前は「毛布に包まれた豚さん」
女:
ホットドックのぶつ切り?クリスマスの夜に?
男:
いかにもサンタが考えそうだろ。じゃあ、それを。子供たちが好きそうだし
女:
分かった。ホットドッグのぶつ切りね。最高のクリスマスにしたかったのに…