『Metro 2039』は約3〜4時間の試遊で多彩なプレイ体験を提示
『Metro 2039』は約3〜4時間の試遊で多彩なプレイ体験を提示
『Metro 2039』の海外メディア向けプレビューでは、プレイヤーを導く親切な案内を抑えた、緊張感重視のゲームデザインが注目されています。ガスマスクのフィルターや弾薬を自ら確保しながら、放射能に汚染された地上と危険な地下を進む内容です。IGNの原文筆者は、約3〜4時間の試遊を通じて、手作業で作り込まれた環境と豊富なゲームプレイの変化を評価しています。
生存に必要な資源を自力で確保
試遊の序盤では、Sevastopolskaya Metro StationがNPCやショップの存在する安全地帯として機能します。しかし、バックパックと銃を手に地上へ出ると状況は一変し、巨大なネズミや尾から棘を飛ばす獣、巨大な蚊、下水の水中から現れる甲殻類などの変異生物が襲いかかります。地上で出会う生存者も敵対的で、常に安全とはいえない環境が続くとのことです。
次の目的地はタブレット端末の簡素な地図で確認できますが、そこへ至るルートや探索方法はプレイヤーに委ねられています。廃墟を隅々まで調べてクラフト素材を集め、医療キットや弾薬、ガスマスクのフィルターを作る必要があります。
ガスマスクのフィルターには制限時間があり、腕時計で残り時間を確認できます。フィルターが切れる前に新しいものを用意できなければ、呼吸ができなくなってしまう仕組みです。紫外線ライトで壁や床に描かれた手がかりを見つける環境パズルもあり、解くことで生存に役立つ素材を得られる場合があるとされています。
改造可能な武器と限られた弾薬
武器はスコープやグリップ、銃口などを変更でき、状況に合わせてカスタマイズできます。原文筆者は、序盤で入手した単発式ショットガンをダブルバレル式に交換し、近距離戦が中心となる地下エリアで主力として使用したとのことです。レーザーサイトも装着できたものの、近距離向けの武器では効果が限定的だったとしています。
弾薬は不足しやすく、金属弾や焼夷弾、徹甲弾付きのマシンガン弾などを拾うだけでなく、クラフトによって補う必要があります。9フィート級のミュータントと手下との戦闘では大量の弾薬を消費し、下水の水深が膝まであったため、その場でバックパックを広げて弾を作ることもできなかったそうです。
投げナイフは通常の人間の敵を静かに排除でき、外しても地面や敵の遺体から回収できます。一方、敵が強くなるにつれて火炎瓶の有効性が増していくなど、敵の種類や戦況に応じて装備を使い分ける設計になっています。
地上と地下で変化するゲームプレイ
本作では、同じ行動を長時間繰り返す場面が少なく、地上での探索、変異生物との戦闘、人間の敵を相手にした銃撃戦やステルスなどが次々に切り替わるとされています。Novoreichの拠点では、建物のバルコニーに置かれたスコープ付きライフルを使い、敵を遠距離から狙撃する場面も登場します。Novoreichを率いるFuhrer Hunterは試遊版では存在を示されるにとどまり、敵としての詳細は確認できなかったとのことです。
別の場面では、廃 abandoned daycare(廃園となった保育施設)で電子機器が妨害され、敵の姿が見えない不気味な部屋を探索することになります。地下の「ダンジョン」では空気が比較的安全なためガスマスクを外せるうえ、近距離戦が中心になる傾向があり、ダブルバレルショットガンが活躍したといいます。
ステルスに失敗した場合は、遮蔽物から身を乗り出す範囲を抑えられるリーン機能を使った銃撃戦へ移行します。原文筆者は、ナイフ投げを失敗して敵に発見された場面を含め、戦闘がさまざまな形で発生する点を特徴として挙げています。
手作業で作られた荒廃世界
4A Gamesの独自エンジンによって描かれる世界は、放射能に汚染された荒廃した環境でありながら、細部まで作り込まれているとされています。原文筆者は、AI生成コンテンツが身近になった現在だからこそ、世界の各所が手作業で設計されていることが強く印象に残ったと述べています。
試遊はクラウド経由のGeForce Nowで行われたため、フレームレートについては判断できないとのことです。IGNの原文筆者は、今回の試遊では本作の一部しか体験できていないとしつつ、2027年2月にプレイしたい作品のひとつになったとしています。