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『ウィッチャー3 ワイルドハント』新拡張Songs of the Pastはリマスターなしでは実現不可能だった

2026年09月11日 | #発売情報 | GamesRadar+

『ウィッチャー3 ワイルドハント』新拡張Songs of the Pastはリマスターなしでは実現不可能だった

『ウィッチャー3 ワイルドハント』の新拡張Songs of the Pastは、単独の追加コンテンツとして企画されたのではなく、リマスター版の開発と一体になったことで実現に至ったようです。CD Projekt Redは、リマスターによる技術的なアップグレードがなければ、主人公ダンデリオンの故郷を描くことはできなかったと説明しています。

リマスター開発が拡張の前提に

本作のリマスター版とSongs of the Pastは、2026年のGamescom Opening Night Liveで初めて映像が公開されました。両方の開発を手がけるゲームディレクターのJakub Rokosz氏は、BBC Newsのインタビューで、新拡張を実現するには「いくつもの条件が正しいタイミングでそろう必要があった」と語っています。

Rokosz氏によれば、CD Projekt Redが新拡張について話し始めた時期には、すでにリマスター版の作業も進んでいました。そこで2つのプロジェクトが結びつき、リマスターによる強化をSongs of the Pastに活用できる状況が整ったとのことです。同氏は、複数の要素がかみ合った結果として、ようやく新拡張が「可能になった」としています。

ダンデリオンの故郷を描く物語

Songs of the Pastで焦点となるのは、吟遊詩人ダンデリオンの過去と故郷です。開発チームにとって、この物語が注目の題材となったタイミングとリマスター作業が重なったことが、企画を前へ進める大きなきっかけになりました。

新たに描かれる町は、ダンデリオンの故郷Lettenです。Rokosz氏は、Lettenを形にするためにはリマスター版のアップグレードが不可欠だったと説明しており、単に既存マップへ物語を追加するタイプの拡張ではないことをうかがわせます。どの程度の範囲を冒険できるのかや、物語の詳細は今回の情報では明らかにされていません。

リマスター版で予定される大幅な刷新

リマスター版は、2015年に発売された本作を現行の技術水準に合わせて更新するものです。原作から現在までには10年以上の技術進歩があり、CD Projekt Redはビジュアルを大きく作り直すほか、戦闘システムも改善するとしています。

公開された内容からは、単なる解像度向上や細部の調整にとどまらず、リメイクに近い規模の変更も含まれる可能性があります。ただし、記事で確認できる具体的な内容は「改善された戦闘」と大幅に手が加えられたグラフィックで、それ以外の仕様や対象プラットフォーム、リマスター版およびSongs of the Pastの発売時期は示されていません。

2つの大規模プロジェクトが同時進行

CD Projekt Redは、Songs of the Pastだけでなく複数の新作にも取り組んでいます。そのなかで大規模なリマスターと新拡張を並行して進め、両者の技術や制作環境を結びつけている点が今回の注目点です。

Rokosz氏の説明は、リマスター版が新拡張の土台として機能していることを示しています。ダンデリオンの過去とLettenを描くためにどのような変更が加えられるのか、そしてリマスターによる戦闘・映像面の刷新が拡張本編へどう反映されるのかが、今後の焦点になりそうです。