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『Warhammer 40,000: Space Marine 3』にToxic Commandoの技術を活用へ

2026年09月11日 | #ゲーム紹介 | IGN

『Warhammer 40,000: Space Marine 3』にToxic Commandoの技術を活用へ

Saber Interactiveは、協力プレイ向けゾンビゲームで培った群衆表現やAIの技術を、今後の『Warhammer 40,000: Space Marine 3』にも生かす方針です。Saberの開発責任者Tim Willits氏は、技術の成熟によって、より大規模な敵の群れや広いエリア、改良されたAIを実現できるようになると説明しました。一方で、具体的なゲーム内容や発売時期については明らかにしていません。

Toxic Commandoで発展した群衆表現技術

Saberが開発した技術は、多数の敵を同時に登場させる群衆表現を軸とするものです。同社はこれまで、World War Zでゾンビの大群を描き、Warhammer 40,000: Space Marine 2ではティラニッドの表現に応用してきました。John Carpenter's Toxic Commandoでもこの技術を発展させており、協力プレイの参加者が大量のゾンビを相手に戦うゲームシステムを支えています。

Willits氏は、Toxic Commando向けに行った技術的な改良が、次のSpace Marineにも引き継がれると説明しています。IGNのインタビューでは、「より大きな群れ、より広いエリア、より優れたAIを見ることになる」と語り、単に同じ技術を再利用するのではなく、今後の作品に向けて成熟させているとしました。

同氏は例として、車両を扱える技術にも言及しました。ただし、Space Marine 2には車両が存在しなかったと説明したうえで、Space Marine 3に車両が登場すると明言したわけではないと強調しています。したがって、現時点で車両や搭乗兵器の実装が決まっているとはいえません。Saberは同じ技術基盤を、Space Marine 3やJurassic Parkなど将来のゲームを支える技術の柱として発展させているとのことです。

SaberにとってToxic Commandoは利益を生んだ作品

Toxic Commandoは2026年3月に発売されましたが、パブリッシャーのFocus Entertainmentは、期待を下回ったという趣旨の見解を決算報告で示していました。一方、Saber側の評価はより前向きです。Willits氏は、同作がSaberにとって商業的に成功し、利益を生んだプロジェクトだったと説明しました。

「私たちはこの作品にとても満足しています」と同氏は話し、Focus Entertainmentは上場企業として自社の見解を示す必要がある一方、Saberにとっては良い結果だったとしています。また、Toxic CommandoによってSaberの作品に触れるプレイヤーが増えたとも語りました。

Saber作品のプレイヤー規模について、Willits氏はSpace Marine 2が1400万人、World War Zが3000万人に達していると説明しています。World War Zについては、映画を見た人や原作小説を読んだ人よりも多くの人がゲームをプレイしたと表現し、同社の作品群を通じてユーザー層が広がっているとアピールしました。

Willits氏は、Toxic Commandoが「友人と一緒に楽しめる、Saberらしい大作ゲーム」を示す作品になったとも説明しています。作品単体の売上だけでなく、Saberの技術や協力プレイ作品に対する認知を広げた点も、同社にとって重要だったとみられます。

Space Marine 2からどこまで規模を広げるのか

Space Marine 2では、通常の分隊人数が3人に制限されています。Willits氏は以前、3人が適切な人数である理由として、分隊に投入できる敵の数を挙げていました。プレイヤーが4人になると戦闘が簡単になりすぎるため、4人目を加えるなら敵の攻撃規模も拡大しなければならず、その調整は大きな課題になるという説明です。

そのため、Saberが次回作でプレイヤー数を増やすのか、敵の数や戦場の広さをさらに拡大するのかは、ファンの関心を集めています。Space Marine 2には広大に感じられる場所もあるものの、一般的な意味でのオープンワールド構造ではありません。新作では、より広い戦場や大規模な戦闘が導入される可能性を技術面で支えられるようになりますが、Willits氏はプレイヤー人数やマップ構造について明言していません。

敵勢力についても、現段階で公式発表はありません。Space Marine 2ではティラニッドが大量に登場しましたが、ファンの間では、同作に散りばめられた手がかりからネクロンが登場するのではないかという見方があります。初代Space Marineに登場したオルクの再登場や、デスガード、プレーグベアラーといった勢力を望む声も考えられますが、これらは記事時点での推測にとどまります。

開発は進行中も詳細は未発表

Willits氏は、Space Marine 2の成功がSaberの状況を大きく変えたと過去に説明しており、その経験を次回作の開発に生かしているとしています。DLCの成功やMODへの反響からファンが何を求めているかを学び、Warhammer 40,000の世界観に忠実な作品にすることを重視しているとのことです。

「3の開発はとても順調です。2の成功を受けて、チームは3をさらに良い作品にすることに情熱を注いでいます」とWillits氏は述べています。開発チームには自信と意欲があり、Space Marine 2を超える作品を目指しているとしました。

なお、Saberは別作品Rideshare Stimulatorで生成AIを使用したことへのオンライン上の反発を受けていますが、Willits氏はSpace Marine 3の開発で生成AIは使用していないと説明しています。発売時期や対応機種、登場する敵勢力、車両の有無などは、現在も明らかになっていません。