『ウィッチャー3 ワイルドハント』に似た8作品、次の拡張や続編を待つ間に遊びたいRPG
2026年10月04日 | #ゲーム紹介 | Polygon
発売から11年がたった今、既存版の所有者が無料で入手できるリマスター版をきっかけに、『ウィッチャー3 ワイルドハント』が再び注目されています。開発中の拡張「Songs of the Past」は2027年、次の本編となるThe Witcher 4は2028年の登場予定です。広大なオープンワールドや心をつかむサイドクエスト、魅力的なキャラクター、2本の剣と魔法を使う戦闘が好きな人に向けて、似た魅力を持つ8作品を紹介します。
『ウィッチャー3』好きに薦めたい8作品
The Blood of Dawnwalker
『ウィッチャー3』のゲームディレクターを務めたKonrad Tomaszkiewicz氏が率いるスタジオ、Rebel Wolvesの新作です。CD Projekt Redで要職に就いていたスタッフも複数参加しており、ゲラルトの冒険に近い手応えが期待できる作品です。
主人公は、吸血鬼と魔女の力を持つ「ドーンウォーカー」のCoen。ウィッチャーではありませんが、広大で美しい世界を探索しながらサイドクエストを見つける構成は、『ウィッチャー』シリーズを思わせます。攻撃方向を見極め、パリィを軸に戦う独自のバトルに加え、選択のたびに時間が進む仕組みも特徴です。
Cyberpunk 2077
舞台は『ウィッチャー3』とは大きく異なりますが、物語や世界づくりには共通点があります。CD Projekt Redが次に手がけた大作で、心を揺さぶるストーリー、没入感のある広大な世界、別れが惜しくなるキャラクターがそろっています。
発売時には問題を抱えていましたが、2023年の拡張「Phantom Liberty」とアップデート2.0を経て、筆者は現在最高の一人称視点RPGと評価しています。スキルの仕組みが大きく見直され、多数の不具合も修正されました。「Phantom Liberty」ではイドリス・エルバが登場する新たなストーリーも加わっています。本編で重要な役を演じるキアヌ・リーブスにも注目です。
Dragon's Dogma 2
戦闘は『ウィッチャー3』とは大きく異なります。プレイヤーは「ポーン」と呼ばれる仲間たちに指示を出し、さまざまな職業を選べるほか、巨大な敵によじ登って戦うこともできます。一方で、さまざまな種族や魔物が登場するファンタジー世界、入り組んだクエスト、豊富な戦利品探しには共通する楽しさがあります。
戦闘の仕組みは大胆で、定番の型から離れているため、誰にでも向く作品ではありません。それでも慣れてくると楽しめます。新たな地域や物語、ダンジョンを追加する「Dark Arisen」拡張も間近とされており、始めるにはよい時期です。
Kingdom Come: Deliverance II
クエストの作り込みと、現実の暮らしを再現するシミュレーション要素が魅力の一人称視点RPGです。すべてのNPCに動的な24時間の生活スケジュールがあり、店が開くのは午前8時か9時ごろ。体を洗わずにいると、衛兵に姿を見られる前に臭いで気づかれてしまうこともあります。
PolygonのMarloes Valentina Stella氏は、この没入感を理由に、自身が遊んだ中で最高のRPGと評しました。物語やサイドクエスト、オープンワールド、キャラクターも高く評価しています。舞台は15世紀のボヘミア(現在のチェコ)で、魔法は登場しません。ファンタジー要素は『ウィッチャー3』より控えめですが、作品全体の雰囲気には近いものがあります。
ウィッチャー2 王の暗殺者
前作にあたる作品ですが、発売時期が『ウィッチャー3』より前だからといって敬遠する必要はありません。野心的な規模では後作に及ばず、オープンワールドではなく複数の広いエリアを移動する構成です。それでも、単独のRPGとして優れた作品です。
プレイヤーの選択と物語の分岐は、『ウィッチャー3』以上に力が入っているともいえます。第1幕で下す重大な決断によって、その後に訪れる地域や出会う人物が大きく変わります。物語を一通り体験するには、2回のプレイが必要になるほどです。選択を『ウィッチャー3』に引き継げるため、リマスター版の発売前に遊び直すのもよいでしょう。
Baldur's Gate 3
戦闘のテンポという点では、『ウィッチャー3』とBaldur's Gate 3は対照的です。素早い反応が求められるアクション戦闘に対し、こちらは手を止めて次の行動を考えられるターン制です。一方、クエストで幅広い選択肢を楽しみたい人には、豊富な決断の機会が応えてくれます。
史上屈指のゲームとして広く評価される本作は、プレイヤーの自由度で知られるダンジョンズ&ドラゴンズの世界を舞台にしています。登場人物を全員倒すことも、仲間と恋愛関係になることもできます。できるだけ人を殺さず、会話で多くの状況を切り抜ける、ほぼ完全な平和主義プレイも可能です。ターン制の戦闘が苦手でも、すぐに馴染めるはずです。
Skyrim
Skyrimをまだ遊んでいないなら、Bethesdaの最高傑作の1つと評される作品を未体験の、珍しいプレイヤーかもしれません。筆者はFalloutシリーズの方を好むとしながらも、『ウィッチャー3』に似た作品としては、ファンタジー世界とドラゴン退治が楽しめるSkyrimを挙げています。
『ウィッチャー3』では、クエストの解決方法を大きく変える自由度はあまりありません。Skyrimでは、重装の戦士や弓使い、隠密を得意とする盗賊、魔術師など、幅広い戦闘スタイルを選べます。世界は非常に広く、見つけきれないほどの秘密が隠されています。発売から15年がたち、数多くのアップデートに加えて大型拡張も3本配信されています。
Gothic 1 Remake
2001年に発売された初代Gothicは、当時からロールプレイ要素が高く評価されていました。CD Projekt Redは、初期のGothic 2作品が『ウィッチャー』シリーズに直接影響を与えたと語っています。その初代を一から作り直したGothic 1 Remakeが、2026年に発売されました。
原作が古く、史上最高のゲームとして名前が挙がることも少ないため、リメイク版は見過ごされがちです。しかし、見事な仕上がりで、見逃せない作品です。Marloes Valentina Stella氏は発売前の先行プレイを振り返り、「6時間遊んだだけで、弱り、無一文になり、トラウマを負いました。それでも、この素晴らしい地獄で遊び続けるのが待ちきれません」と評しています。