Rockstar、『GTA 6』宣伝でマイアミビーチの400万ドル規模の演出を交渉中 市当局者は反発
Rockstar Gamesは、11月19日の『GTA 6』発売に向け、舞台のモデルとなったマイアミで広告展開を拡大しています。空港広告や400万ドルをかけたマイアミビーチの演出も交渉中と報じられていますが、一部の市当局者は市がゲームと協力することに反対しています。
マイアミでの宣伝計画に市当局者が反発
過去2カ月、RockstarはNetflixでのゲームプレイ映像公開を皮切りに、関連グッズや追加コンテンツ、ゲーム向けのオリジナル楽曲を収録したアルバムなどを展開してきました。現在は、架空の都市バイスシティのモデルであるマイアミで、現地の広告やイベントを通じて発売を告知しています。
The Miamianによると、郡委員のレネ・ガルシア氏はこの宣伝活動に不快感を示し、マイアミを犯罪や殺人の多い街として描くゲームとの協力に懸念を表明しました。一方、観光客や地域の収益が増えるとして、宣伝に前向きな市当局者もいます。
ガルシア氏らは、Rockstarが市内での宣伝を拡大するための交渉を止めようとしていると報じられています。検討されている計画には、マイアミ国際空港での広告と、400万ドルをかけたマイアミビーチの演出が含まれます。展開は早ければ10月15日に始まる見込みでしたが、地元記者のジョエル・フランコ氏によると、契約が間に合うか疑問視する市当局者もいるとのことです。
スポーツ会場もバイスシティ仕様に
Rockstarは9月、マイアミ・ヒートの本拠地ケイシア・センターの屋上に、光る「バイスシティへようこそ」の大型看板を設置しました。設置費用は100万ドル弱とされています。
11月18日には、同会場でマイアミ・ヒートとミルウォーキー・バックスが対戦します。Rockstarが協賛するNBAの試合としては前例のない規模で、バイスシティをテーマにしたコートと、『GTA 6』に着想を得た新デザインのユニフォームが登場する予定です。会場ではバイスシティ関連グッズも販売され、RockstarとNBAはイベントを「バイスシティの夜」と銘打っています。
マイアミ・ドルフィンズの本拠地ハードロック・スタジアムでも、週末に『GTA 6』の広告が展開されました。大型スクリーンには発売日を知らせる広告が流れ、タッチダウン時にはゲームをテーマにした演出も行われました。
飛行船や壁画でも宣伝
バイスシティのロゴを掲げたグッドイヤーの飛行船は、現在オハイオ州から飛行しており、ノースカロライナ州に向かっていると報じられています。その後フロリダ州へ向かい、今後のスポーツイベントや宣伝企画に登場する可能性があるとみられていますが、行き先は確定していません。
Rockstarはマイアミ市内に少なくとも1カ所、バイスシティを題材にした壁画も設置しています。