『ゼルダの伝説 時のオカリナ』リメイクのハイラルは、11月5日の発売を前に、細部まで作り込まれた姿を見せた
2026年10月15日 | #ゲーム紹介 | GamesRadar+
11月5日に発売されるSwitch 2向けの『ゼルダの伝説 時のオカリナ』リメイクを、公式プレビューイベントで実際に触る機会がありました。筆者はその作り込みに圧倒されたといいます。コキリの森やハイラル平原、城下町の変化に加え、『ブレス オブ ザ ワイルド』を思わせる操作周りの現代化が注目点です。
暮らしの気配が増したハイラル
まず目を引くのは、リンクの大きな青い瞳です。懐かしさを呼び起こしつつ、現代的に作り直されていることが伝わる象徴的な部分だと筆者は述べています。
コキリの森は、人の暮らしが感じられるよう作り込まれています。周囲の壁は1998年当時と同じく行動を制限するものの、より自然な境界として表現され、リンクの故郷を守る場所という印象が強まりました。リンクが浮遊する足場の上をジャンプで渡っていく姿には、筆者も喜びを隠せない様子です。
ハイラル平原では、ロンロン牧場が起伏のある丘の中に自然に収まっています。ハイラル城下町の高い壁に近づくと、堀のそばに寂れた建物があり、かつてのにぎわいをうかがわせます。
城下町は色彩豊かで、おなじみのNPCたちも新しい姿で登場します。入れる建物も増え、新旧が混ざり合う奥行きが加わりました。路地裏でうなだれているNPCの姿には、シリーズを知る人ならではの伏線を感じ取ったとのことです。そして、時の神殿が静かに街を見守っています。
『ブレス オブ ザ ワイルド』を思わせる現代的な要素
プレビューは森の神殿まで進みました。大人リンクが森の聖域に隠された不気味な屋敷へ入り、大人時代の最初のダンジョンを探索します。炎を隠して散らばる4体のポーは、色だけでなく顔や形もそれぞれ異なります。
地下の石造りの空間は歴史を感じさせ、水の張られたタイルは『トゥームレイダー3』のクロフト邸を思い出させるそうです。筆者はもともと本作の雰囲気に『バイオハザード』のようなものを感じていましたが、今回はそれがさらに強まったと述べています。
現代的な要素には『ブレス オブ ザ ワイルド』に通じるものも多くあります。ハイラル平原が広がる場面の見せ方は同じような大きなカメラワークで、ゲーム内のメニューも2017年のその作品を思わせます。Switch 2 Proコントローラーでは、Rボタンを押し続けると同作と同じ形式の装備画面が開き、アイテムを順に切り替えられます。ロード画面や、新しい冒険を始める際の画面上の文字表示も、同作の考え方に沿っています。
原作とは違う遊び方を受け入れる
初めて遊ぶ人には、便利な設計に映る程度かもしれません。しかし長年のゼルダファンである筆者にとっては、原作とは違う姿勢で向き合うべきだという合図になりました。原作にあった固定アングルの場面に代わり、肩越しのカメラが常に使われるため、隠し要素は見つけやすくなっています。また、ダンジョン内でアイテムをすばやく持ち替えられるので、フックショットからディンの炎へ切り替えるといった戦い方もできます。戦闘では、コミカルながら迫力のあるスタルフォスが2体登場しました。
筆者は、このリメイクが伝統をすべて捨てて現代性を受け入れるものではないとしています。N64版よりも滑らかで遊びやすい仕上がりを期待して臨むべきであり、原作とまったく同じ体験ではないが、それは良いことだと述べています。
1998年の『時のオカリナ』は今も複数の方法で遊べます。そのうえで、このSwitch 2版は名作を現代のゲーム環境に合わせて更新するものであり、好きな作品がこうした扱いを受けることを心から喜んでいると、筆者は締めくくっています。