『Star Wars Zero Company』パッチ1.2で、死亡ルールなど多数のキャンペーン設定が追加
2026年10月17日 | #ゲーム紹介 | Polygon
『Star Wars Zero Company』のアップデート1.2が配信されました。EAとBit Reactorが実装したのは、キャンペーンの難易度を細かく調整できる新しい設定群です。バランス調整や大量のバグ修正も含まれています。記事を書いた筆者は、9月上旬にクリアして以来、新しい周回を始める理由を待っていたと述べ、今回の更新でようやくその理由ができたとしています。
周回プレイの動機になる新設定
『Star Wars Zero Company』はXCOM風の戦術ゲームで、筆者は優れた作品と評価しています。ただ、1周クリアした後に遊べる要素はあまり多くなかったとのことです。Bit Reactorはリリース前に多くの開発者を一時帰休させており、発売後のアップデートはほとんどありませんでした。そのため、より詳細なキャンペーン設定を求めるプレイヤーはMODに頼っていたといいます。
Bit Reactorは今月、一時帰休していたスタッフの一部を呼び戻し、その後にパッチ1.2をリリースしました。内容は単なるバグ修正にとどまりません。Upgrade Facilityの利用を促すための調整や、Clyの移動アビリティ「Combat Jump」の強さを抑える調整が入っています。最も注目されているのは、難易度を変えられるキャンペーンモディファイアの数々です。なお、これらの設定は新しいキャンペーンを始める前にオンにする必要があり、現時点ではプレイ中に変更できません。
死亡ルールと戦闘まわりの変更
本作では、ひとつのミッションで3回負傷しないとユニットが死亡しない仕様のため、ユニットが死ぬことはあまりありませんでした。新設定では、1回の負傷で死亡する「Instant Death」や、2回で死亡する「Two Strikes」を選べます。いずれもタクティカルミッション中に戦闘不能になった場合の扱いで、ギャラクシーマップ上のオペレーションで負傷しても死亡はしません。
従来の3回ルール(Three Strikes)のまま遊ぶ場合は、負傷時に一定確率で死亡する「Risk of Death」を加えられます。Static Risk of Deathでは、戦闘で倒されたオペレーターが常に20%の確率で永久に死亡します。Escalating Risk of Deathでは、同じく最初は20%で、倒されながらも生き延びるたびに40%、80%と上がり、以降は80%のままです。
成長面では、Focus Pointによる最大体力の上昇を調整できます。標準では3ポイントごとに最大体力が1増えますが、6ポイントごとに減らす設定や、上昇をなくす設定があります。絆(Bond)の面では、好感度が低い組み合わせにCross Trainingを与えない設定が追加されました。Bond Level 4に達するまで、Bond Levelの上昇によるCross Trainingを受けられなくなります。
Advantageのルールも変更できます。グレネードやスキャッターガン、火炎放射器などの範囲攻撃、あるいはバックアップショットやEasy Markといった支援攻撃からAdvantageを得られなくする設定があります。ダメージを与える攻撃がAdvantageを増やす確率を50%に下げる設定もあります。
戦術面では、支援射撃を外れるようにする設定や、敵の攻撃に5%の確率で+8ダメージのクリティカルを加える設定が追加されました。筆者が特にお気に入りとして挙げているのが「No Perfect Shots」です。オペレーターの遠距離攻撃の命中率が最大99%に制限され、戦況に混沌が加わります。
このほか、ロードアウトの変更を禁じるロックアウト系の設定もあります。タレント、戦術系の専門職、武器の変更をそれぞれ禁止できるほか、リクルート候補を手動で更新するボタンも使えなくできます。サイクル開始時の自動更新は影響を受けません。
筆者の期待と今後
筆者によると、これらの設定を使えば標準の難易度でも本作をはるかに難しくでき、戦術ゲームを再プレイしたくなる種類の調整だといいます。近いうちにInstant DeathとNo Perfect Shotsをオンにして遊ぶつもりだとのことです。
アップデート1.2はPS5、Windows PC、Xbox Series Xで配信中です。Bit Reactorは、今後のアップデートでキャンペーンモディファイアの追加構成も検討するとしています。
バランス調整とその他の変更
バランス面では、次のような調整が入りました。
- Astromech:Self-Repairの使用回数が1戦闘につき2回までに減り、回復量は消費したAPに応じて30%/45%/60%に変更されました。Built-In Comlinkは最大ランクでも1ターンに3回までです。
- Scout:Tactical Timingの段階ごとの上昇値が20/40/60/80/100から30/40/50/65/80に変わりました。また、すべての攻撃ではなく、遠距離攻撃と近接攻撃のみでAdvantageを得る仕様になりました。
- Cly:Electroweb Dartは1ターンに3回まで、Combat Jumpは1ターンに1回までに制限されました。
Upgrade Facilityでは、多くのアップグレード費用が引き下げられました。たとえばLongarmやRifleのダメージ・射程・クリティカル率に関する項目、Focus Point I〜III、各種Influenceなどが対象です。Increased Crew Quartersは1〜4のすべてが0 Creditsになっています。一方、Improved Loungeは2750から3000 Creditsへと引き上げられました。さらにRecruitment Facilityでは、オペレーターの雇用費用が常に100 Creditsになりました。Call For Backupは任意のホットキーに割り当てられるようになっています。
修正されたバグ
バグ修正は多岐にわたります。主なものは次のとおりです。
- アビリティ関連:VisserのMiasmaの不具合、Cly's Electro Web SurgeがミッションのVIPを倒せてしまう問題、Combat Jumpで穴に入れてしまう問題などが修正されました。
- カスタマイズ関連:クローンの外見が意図せずリセットされる問題や、PS5でプロフィール名が保存されない問題が直りました。
- ゲームプレイ関連:報酬や結果が出ないオペレーション、ファイナルミッションでの宇宙への脱出、ミッション重要NPCが倒されても最終戦が失敗にならない問題などが修正されました。ほかにも、最終ボスの挙動や、Overwatchの範囲表示と判定のずれが多数修正されています。PS5ではキャラクターデータバンクが消える問題も直りました。
- 安定性関連:各種のパフォーマンス問題やソフトロック、メインメニューから終了する際のクラッシュが修正されました。
- UI関連:ラジアルメニューの入力が反応しない問題、Sabotageの射程表示の誤り、Bacta Stimsの回復量プレビューなどが修正されました。