元『Marathon』ディレクターのJoe Zeigler氏、Bungie社内では方向性をめぐり「多くの意見の食い違い」があったと語る
2026年10月20日 | #その他 | GamesRadar+
『Marathon』の元ゲームディレクターであるJoe Zeigler氏が、PC Gamerのインタビューで、開発中のBungie社内にはゲームの方向性をめぐって「多くの意見の食い違い」があったと明かしました。Destiny 2の大型アップデートを終了した同スタジオは、『Marathon』を発売したものの、反応は控えめで賛否が分かれる結果となり、その後レイオフも行われています。
方向性をまとめる役割を担ったZeigler氏
Zeigler氏はインタビューで、プロジェクトには進むべき方向について一定のアイデアがあったものの、全体としては意見の食い違いが多かったと振り返っています。自身は助言役として、それらを一つにまとめる役割を担っていたそうです。
具体的には、「どこを目指したいのか、まとまった方向性は何か。そこへどうやって行くのか」と問いかけたといいます。方向性が固まった後は、それを前に進める手助けをしたと説明しています。
助言役からゲームディレクターへ
Zeigler氏は当初、助言役としてBungieに加わりました。その後、『Marathon』のリーダー職に空きが出て、就任したとのことです。長年League of Legendsのディレクターを務めた経験があり、ライブサービスゲームの運営には通じている人物です。Myst の時代からBungieのファンだったことから、同スタジオの体制に加わることに意欲的だったと伝えられています。
「二つの世界に生きる」Bungieの社風
Zeigler氏はBungieについて、今も変わらず「二つの世界に生きている」と述べています。一つは、応えなければならない過去の実績が大きく、強い重圧がかかる世界です。もう一つは、「非常に自我の薄い会社」という側面だといいます。
同氏によると、チームは常に改善の方法を探しており、その手段として、足りない部分を見つけてもらうために新しい人材を迎え入れることが多いそうです。Zeigler氏もそのようにして加わり、約4年間在籍した後、『Marathon』の発売後に退社しました。
不透明なBungieの現状
原文筆者は、Bungieの現状を不透明だと見ています。『Marathon』は期待された売れ行きに届いておらず、Destiny 2はサポートのみの状態です。Xboxの再編が進むなか、今後どうなるかは見守る必要があるとしています。Zeigler氏は現在、未発表の新規プロジェクトに取り組んでいます。
なお、Bungieは『Marathon』について「期待したほど多くのプレイヤーに届かなかった」と認めています。持続可能な未来に向けてゲームを進化させる計画を示すとともに、Destinyへの取り組みを続ける姿勢も表明しています。