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『Dawn of War 4』のBlood Ravens、胸甲の黒いimperialisは「最新版を採用しただけ」とディレクターが説明

2026年10月21日 | #ゲーム紹介 | Eurogamer

『Dawn of War 4』のBlood Ravens、胸甲の黒いimperialisは「最新版を採用しただけ」とディレクターが説明

Eurogamerの記者が『Dawn of War 4』のメインキャンペーンを昨年の1ミッション体験から大きく進めてプレイし、ゲームディレクターのJan Theysen氏にインタビューしました。記者はキャンペーンを「非常に良い」と評価しています。この記事では、Blood Ravensの設定をめぐるファンの細かな疑問をTheysen氏にぶつけた、その内容を紹介します。

キャンペーンの手応え

記者によると、画面を埋め尽くすような戦闘の迫力は健在で、Orkも楽しい存在とのことです。集団が近接戦闘に入ると、兵士同士が互いに狙いを定め、専用のアニメーションで戦う「コンバットディレクター」についても、RTS技術として見事な成果だと述べています。ただし、もう少し時間をかけてから改めて詳しく書く予定です。

胸甲のimperialisは金か黒か

今回の話題は、Blood Ravensの胸甲にあるimperialis、つまりSpace Marineの胸甲に入っている翼を広げたドクロの紋章の色です。Warhammerは本来、ミニチュアの塗装を軸にしたテーブルトップゲームであり趣味でもあります。そのため塗装には膨大な設定にもとづくさまざまなルールが生まれました。一方でコミュニティには、かっこよければ自由に塗ればよいという「rule of cool」の考え方も根づいています。それでも、塗る防具の設定が正確にはどうなっているのかを知りたい人は少なくありません。

Blood Ravensのファンの間で問題になってきたのが、このimperialisの色です。初代『Dawn of War』では金色でしたが、『Dawn of War 2』と『Dawn of War 3』では黒に変わりました。40K世界を手がけるGames Workshopは、Blood Ravensについて踏み込んだ設定をほとんど示していません。Ultramarinesのような代表的な戦団と違い、起源の物語も、遺伝的な起源にあたる「gene seed」も確定していません。公式イメージでの描かれ方もまちまちです。Games Workshop自身も、古いWhite Dwarf誌の描写を主な拠り所としてきましたが、最近になって社内公式の塗装レシピが出ました。そこでは単なる黒だったそうです。

記者は、King ArtとGames Workshopが『Dawn of War 4』の配色をどう決めたのか気になっていました。本作も黒を選んでいます。しかしTheysen氏は、議論があったかどうかさえ思い出せないと答えました。

「面白いですね。実際に議論をした記憶がありません。最新版を採用しただけで、それが黒だったということだと思います」

「初代『Dawn of War』は私たちにとって『道しるべの星』ですが、もう20年ほど前の作品です。多くのことが変わってきたので、『これはまだ有効なのか、やっていいのか』と考える場面もあります。ただ今回は、最新のものを採用しました」

ここでいう最新のものとは、新しい版のWhite Dwarf、ややニッチなテーブルトップゲームのOnslaught、そして直近のビデオゲームである『Dawn of War 3』を指し、いずれも黒だったということです。

「brother」の意味とBlood Ravensの出自

ファンが注目した点はほかにもあります。最新トレーニングではなく最新トレーラーで、Blood Ravensのキャプテン・Cyrusが、自分を救ったDark Angelを「brother」と呼んでいます。記者の理解では、この呼び方は通常、同じ戦団の仲間に使うもので、同盟関係にある別の戦団の相手は「cousin」のように呼ぶとのことです。そのため、Dark AngelsとBlood Ravensには何らかの関係や共通の起源があるのではないかという見方も出ています。単なる親しげな呼びかけを深読みしすぎているだけという可能性もあります。

これについてTheysen氏は、「Space Marine同士の『brothers-in-arms』というだけだと断言できます」と笑って答えました。

記者はさらにBlood Ravensの背景についても尋ねました。Theysen氏によると、出自はゲームの大きな要素にはならないそうです。

「彼らは故郷から遠く離れていて、Great Riftの向こう側にいます。だから彼らにとって大事なのは、基本的に生き残ることです。歴史を掘り下げる内容ではありませんし、古い故郷の星に戻るようなこともありません」

Thousand Sonsとの関係には「ノーコメント」

最後の質問は、ファンの間で人気はあるものの、やや無理があるとされる説についてです。Blood Ravensは、Chaosに堕ちた軍団Thousand Sonsとgene seedを共有しているのではないか、という説です。両者は配色や標語が似ており、軍にpsykerが多いという珍しい点も共通しています。

これまでのところ、『Dawn of War 4』にChaosが勢力として登場するという確定情報はなく、プレイアブルかどうかも分かっていません。ではThousand Sonsについて、ゲーム内で何らかの言及はあるのでしょうか。Theysen氏の答えは「ノーコメント」でした。

記者はこの答えについて、読み取りは読者に任せるとしたうえで、自身の解釈として「設定にも、rule of coolが必要なのかもしれない」と述べています。Theysen氏との、もう少し真面目なインタビューと、ゲームを遊んだ詳しい感想も、Eurogamerで近日中に公開される予定です。