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『Mass Effect 5』の作曲を目指したAustin Wintory氏、約20分の楽曲草案を公開

2026年10月27日 | #ゲーム紹介 | GamesRadar+

『Mass Effect 5』の作曲を目指したAustin Wintory氏、約20分の楽曲草案を公開

『Mass Effect 5』が開発中止となり、BioWareも終わりを迎えました。開発者たちの生活が揺らいでいることが最も痛ましい点ですが、ファンにとっては、実現しなかったRPGの姿も気になるところです。『Mass Effect 5』のものとみられるトレーラーがリークされたのに続き、今度はJourneyの作曲家として知られるAustin Wintory氏が、このゲームのために考えていた音楽の草案を公開しました。

「最大の夢のプロジェクト」だった『Mass Effect 5』

Wintory氏は『Mass Effect 5』のスコアを手がける話を開発側と進めていました。今回公開したのは、同作のために思い描いた「初期の楽曲草案」を、約20分の「手の込んだ制作」でまとめた動画です。動画の説明文によると、同氏は開発側が計画していた物語の詳細をまだ聞いておらず、楽曲はゲームがどんな音になり得るかを探る「探求」だといいます。つまり、実際の『Mass Effect 5』にこれらの曲か、近いものが使われた可能性があったということです。

Wintory氏は次のように語っています。

「『Mass Effect 5』に携わることは、私のキャリアで最大の夢のプロジェクトであり、追い求めてきた白鯨でした。シリーズは私にとって史上最高のお気に入りで、ここ数年はBioWareやEAと、参加に向けて真剣な話し合いを重ねていました」

初代のスコアを土台にした音作り

楽曲は、まさにMass Effectらしい仕上がりです。この世界ならではのシンセサイザーと従来型のオーケストラを組み合わせ、謎と危険に満ちた銀河を描き出しています。

Wintory氏は方向性について、次のように説明しています。

「初代の見事なJack Wall氏とSam Hulick氏のスコアを出発点にして、そこから物理的なアナログシンセをより深く使い、オーケストラをもっと緊密に織り込む形で発展させることを提案しました」

収録曲は全8曲です。銀河マップをスキャンする場面の曲をWintory氏が独自に解釈したものも含まれています。動画では、曲ごとのアプローチが文字で説明されます。GamesRadar+のDustin Bailey氏は、これを聴いて、この構想がゲームとして形になることは二度とないのだと、いっそう悲しくなったと述べています。

感謝のメッセージ

Wintory氏は動画を次の言葉で締めくくっています。

「BioWare、Casey Hudson氏、Jack Wall氏、Sam Hulick氏、そして数え切れないほど多くの方々へ。数十年にわたり、私にとって最も大切なゲームの思い出をありがとうございました。そして最近、あの世界での自分の居場所がどんな音になるのかを夢見る勇気をくれたBioWareとEAの皆さんにも感謝します」