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『World of Warcraft』のハウジング有料パックにファン反発、種族関連の装飾は有料にしないとの方針に反すると批判

2026年10月28日 | #アップデート | IGN

『World of Warcraft』のハウジング有料パックにファン反発、種族関連の装飾は有料にしないとの方針に反すると批判

『World of Warcraft』で、ハウジング関連の有料パック2種が販売され、ファンの間で批判が広がっています。ブリザードは拡張「Midnight」でハウジングを導入した際、種族やクラスを象徴するコスメティックをキャッシュストアで販売しないという指針を示していました。今回のパックはその約束に反するとして問題視されています。

販売された2つのハウジングパック

ブリザードが公開したのは、外観と作り込み済みの内装がセットになった「Haunted Grimtide Estate」パックと、内装に配置できる21種類の装飾品を収めた「Grimtide Decor Pack」です。価格はHaunted Grimtide Estateパックが2,500hearthsteel(25ドル)、Decor Packが1,000hearthsteel(10ドル)となっています。

ハロウィーンを前にして不気味な雰囲気の装飾パックを出すこと自体は自然だと言えます。しかし、これらのアイテムの見た目は、「Battle for Azeroth」で登場したStormsong Valleyや、Kul'Tiran(クルティラス人)の人間を直接思わせるものになっています。特定の種族や地域をはっきり参照したパックを有料で売ることは、ブリザード自身がハウジング導入時に公表した指針に反するというのが、批判の中心です。

インフルエンサーやファンの反応

多くのプレイヤーが今回のパックに不満を示しています。WoW関連で影響力の大きいインフルエンサーは、Kul'Tiran風のハウジング装飾バンドルがストアに並んだと投稿し、ブリザードと良好な関係を保つ気がなくなった理由だと述べました。「言葉に意味がないなら、インタビューは時間の無駄」とも語っています。

さらに返信では、購入しないよう強く呼びかけました。「声を上げ続けて、言葉に責任を取らせるべき。買えば、それで問題ないと伝えることになる」という趣旨の発言です。

Redditでは、パックを批判したWindows Centralの記事を中心に議論が盛り上がっており、原文執筆時点で660件以上の返信がついたスレッドもあります。あるユーザーは、月額課金と2年おき程度の拡張版購入を続けているうえに、90ドルのマウント、75ドルのツリーハウス、ペット、スキン、ゲーム内のRMT、30ドルの課金で解放される新種族などが加わったと指摘。基本プレイ無料ではないのに、20年前の基本プレイ無料MMOより強欲な課金体系だと述べています。

別のユーザーは、ブリザードが誤りを公に認めるべきだと主張しました。自社の原則に違反したと認めたうえで、今回を含む過去のハウジング用カスタマイズを全プレイヤーに無料で配布し、購入分を返金すること、今後はチャリティ向けの種族に依存しないコラボを除き、ハウジングのカスタマイズを有料にしないことを求めています。

筆者の見方

原文の筆者は、WoWのキャッシュショップがここ数年で大きく拡大し、その勢いが衰える気配はないと指摘しています。今回のパックについては、コミュニティの反発がどこまで影響するかは分からないとしつつ、種族やクラスといったプレイヤーが思い入れを持つ要素を明確に参照するほかのハウジングアイテムまで有料化されることを、思いとどまらせる効果があればよいという考えを示しています。

人気のハウジングで起きた騒動

ハウジングは、近年のWoWで特に人気の高い追加要素の一つです。Midnightの開始直後には大きな話題となり、筆者を含む多くのプレイヤーが、自分だけのアゼロスの住まいを作るために大量のハウジングアイテムを集めました。人気は大きく、不動産情報サービスのZillowがプレイヤーの家を紹介するページを設けたほどです。今回の騒動は、そうした注目度の高い要素で起きています。