『World of Warcraft: Forever』ベータを1カ月遊んだ筆者、22年越しでWoWの魅力に納得
2026年10月30日 | #レビュー | GamesRadar+
MMOジャンルには慣れ親しんでいるものの、World of Warcraftだけは一度も触れてこなかった筆者が、『World of Warcraft: Forever』のベータ版を約1カ月プレイしました。結論から言えば、すっかり気に入ったとのことです。決め手は、2000年代風のやや粗削りな戦闘、ダジャレ混じりの会話、漫画的なアニメーション、そして古き良き時代のような遊び心でした。11月4日の発売を前に、筆者は「ようやくWoWが長年支持されてきた理由が分かった」と語っています。
長年避けてきたWoWへ、今回ようやく
筆者はFinal Fantasy 14を5,000時間以上、The Elder Scrolls Onlineを数百時間遊んできたMMOの経験者です。ダンジョンや高難度レイドもこなしてきましたが、WoWには手を出していませんでした。ナイトエルフのドルイドに憧れはあったものの、原因は乗り遅れへの不安でした。WoWが始まった2004年、筆者はまだ4歳。その後に拡張や世界の変更、更新が積み重なり、集められたはずのペットやマウントも逃してきたと感じていたそうです。
WoW Classicに対しても同じ気持ちを抱き、乗るべき電車に乗り損ねたように感じていました。『World of Warcraft: Forever』は、2004年ではなく今の時代に登場したらこう感じられるかもしれない、という形でWoWの世界を紹介しつつ、愛されてきた要素も保つことを約束していました。筆者の体験では、その約束は果たされています。
古風さが心地よいキャラクター作りと序盤
筆者が選んだのは、賛否のある新種族Skyborne。原文によれば、この種族は少なくとも30ドルの追加料金が必要です。設定上の整合性は気にせず選んだそうです。キャラクター作成は簡素ながら味わいがあり、「古い」RPGらしい雰囲気だと筆者は述べています。肌は藤色がかった青、髪は淡いピンクにし、眉毛を整えて、Wisteriaという名のドルイドとして旅立ちました。
始めてみると戸惑いもありました。FF14のような丁寧な案内はなく、メニューは古めかしく、HUDを好みの配置にするには操作が必要です。音の大きさにも驚いたといいます。それでも設定を終えて慣れてくると、理由のはっきりしない懐かしさをくすぐられ、気づけば気に入っていました。
筆者はWoWの経験こそないものの、子どもの頃に古いPCでWizard101を遊び、呪文をゆっくり何度も唱えていた記憶があります。本作はその頃の自分に戻ったような感覚をもたらし、ビジュアルも幼い頃に親しんだ冒険ゲームやRPGの居心地のよさをうまく捉えているそうです。
シンプルな冒険と、ほかのプレイヤーがいる世界
遊びの中心は探索とクエストで、倒されて幽霊の姿で自分の遺体まで戻る場面も多いと筆者は書いています。それでも手応えは素朴で分かりやすく、続けたくなる魅力があるとのことです。ほかのプレイヤーが行き交う世界は大きな魅力ですが、手助けをしても必ず見返りがあるとは限りません。
友人とパーティを組んで挑む場面も楽しめたそうです。クエストのドロップは、昔のプレイヤーから聞いていた話より公平に分配されると感じています。レベル上昇や呪文の習得も間隔がちょうどよく、圧倒されることなくダメージの与え方や回復の効率を覚えられたとのことです。ただし、マナ管理はやや厳しいと認めています。
結論:発売後も広がりそうな魅力
筆者は、素朴だった時代を思わせる遊び心のおかげで、すっかりWoWの世界に引き込まれたと述べます。ベータでの体験を根拠に、11月4日の発売後は、長年の支持を集めてきたこのシリーズのプレイヤーがさらに増えるだろうと確信しているそうです。古風なインターフェースや戦闘、ある程度の不便さを味わいとして受け止められる人であれば、初めてWoWに触れる入口としても楽しめそうです。