The Division - ディビジョン

販売元:ユービーアイソフト / 発売日:2016年3月10日 / 機種:PS4,Xbox One,PC

サバイバルガイド [2/3]

サバイバルガイド09〜16の中編を記述。前半の01〜08まではサバイバルガイド [1/3]にまとめている。

サバイバルガイド、11ページ

サバイバルガイド02-9

黒いペンで書かれたエイプリルのメモ:

地下鉄で読むためにこの本を持って来た。もう面白いとは思えないわ。午前10時頃ブロードウェイ・ラファイエット駅で降りて、研究所へ歩いて向かった。バイオ技術の研究所があるとは思えないような小さな建物よ
扉にはSBGxの看板もないの。建物に近づいた時、正面に2台の車が急ブレーキで止まった。ビルが2人の人たちと一緒に建物から走り出てきた。そんな状況の彼を見るのがショック過ぎて、彼に呼びかけもしなかった
車から出てきた男たちは銃を持っていたし、それから、建物からも銃を持った人がたくさん出て来た
銃撃戦が起きた。私は食料トラックの陰に隠れていたけど、ビルがそこにいたから目を離さなかった

ガイドブック:

絶滅レベルの事象:
見出しの通りだ。これらの事態については本書では扱わない。なぜなら、実際に発生すれば、生き延びて本を読む者もいないからだ

我々が懸念するのはCERAが災害と呼ぶ、広範囲かつ長期的に及ぶ複雑な影響をもたらす事態である
ヨーロッパ諸国では多次元緊急事態という表現も使われる。お金をもらってこのようなことを考える者は多く(私もその1人だ)、その場合、以下の影響によって災害を特性化することが多い

黒いペンで書かれたエイプリルのメモ:

誰?
誰?

赤いペンで書かれたエイプリルのメモ:

もうすぐ捕まえるわよ、「ウォーレン」

ガイドブック:

  • 緊急対応施設を含む社会設備のほとんど或いは全てが影響を受けている
  • 人員や施設の損失により、地域による対応に支障をきたす或いは失敗する
  • 近隣エリアが影響下にあるため、該当地域への援助が不可能である
  • 日常的な社会機能が完全に停止する
  • 地域インフラの破壊により、政府が対応する必要がある・・・政府がまだ機能しており可能である場合

青いペンで書かれたエイプリルのメモ:

抜け目がない

ガイドブック:

つまり:助けは来ない。現在はもちろん、かなり長期的に来ないかもしれない。自分だけが頼りだ

赤いペンで書かれたエイプリルのメモ:

マーチ・・・一体何を知っていたの?
調べてみせるわ・・・

サバイバルガイド、12ページ

サバイバルガイド02-10

黒いペンで書かれたエイプリルのメモ:

それはすぐに終わった。1台目の車が横を通り過ぎ、後部座席の2人の男が見えた。1人は血まみれだった。もう1人はすれ違いながら私を真っ直ぐ見つめた。ビルと一緒に建物から出てきた人だった
建物まで走っていくと、ビルがいた。死んでいた。自転車置き場に寄りかかる形で横向きに寝転んで。胸の6インチくらい離れた場所に、2ヶ所傷があった。私は彼の名前を叫びながら、警察を探そうとした
曲がり角に停められた車にはおびただしい量の弾痕があり、男の死体が運転席から半分飛び出していた。建物から出てきた男たちがその死体を歩道に投げ捨て、1人が私に銃を向ける中、ビルの死体を引きずって車に乗せた
彼らは黒い服を着ていた・・・戦闘服、と呼ばれるものね。軍隊の格好よ。最初に車に乗って現れた男たちは、スーツを着ていた

赤いペンで書かれたエイプリルのメモ:

(黒いペンで書かれた「通り過ぎながら私を真っ直ぐ見つめた」に下線を引き、指して)ドクター

ガイドブック:

ポンペイを例に例えてみよう。西暦79年にベスピオ山の噴火により街が丸ごと破壊され、住民の命を奪った
だが数百年早送りしてみれば、火山灰や泥の上に既に新たな居住地が建てられていた。ポンペイの廃墟が再発見される頃には、完全に新しい街がその上に存在していたのだ
反対に、アメリカ南西部のフォーコーナーズに居住したアナサジ族が消滅したのは、地震や戦争のせいではない。彼らの文明が崩壊したのは長期の干ばつと人口圧力が原因だった
古代マヤ文明が崩壊したのも、おそらく同じ理由だろう。世界中で同じことが起きている。高度な街や文明を滅ぼすのは単独の衝撃ではなく、長期の破壊なのだ

なぜなら、高度な文明を機能させるシステム・・・貿易、農業、政府には、単独の出来事に対処する頑強さがある
しかし長期の出来事はこれら全てのシステムに圧力をかけ、システムは相互に連結および依存しているため、全体への圧力がやがて崩壊をもたらすのである

鉛筆で書かれたエイプリルのメモ:

(「政府」を指して)
たいした脅威ね。大統領は死んだという噂よ

ガイドブック:

そしてある地域での長期の災害が発生した場合、該当エリアへ援助に行くことが困難になる
台風は数日で通過し、被害を受けた場所は明確だ。爆弾が爆発し、一定範囲を壊滅させたとしても、事態が終息すれば外部の人間が助けることができる
しかしチェルノブイリや福島、メサ・ウェルデ、イースター島をたすけられる者はいない・・・

この種の災害の他の問題は、災害であると気づいた時には、既にそれが発生しているという点だ。準備に使おうと考えていた資源が破壊され、損なわれ、それらが手に入らない時に対応することはできない
最悪の事態が起こる前に準備をしておかなければならない、違う意味での準備を。台風が来ると分かっているなら、窓を板で塞げばよいが・・・

オレンジのペンで書かれたエイプリルのメモ:

(「メサ・ヴェルデ、イースター島」を指して)或いは私たち。昨日CERAが撤退し、JTFは武装したギャングと戦い、他の軍隊もいるわ・・・誰も役に立たない。皆病気よ

赤いペンで書かれたエイプリルのメモ:

私もそう。医者たちは助けられない。誰も助けられない

サバイバルガイド、13ページ

サバイバルガイド02-11

黒いペンで書かれたエイプリルのメモ:

警察にはそう言おう。あそこで何かが起きた。強盗じゃない。軍事作戦のようなものだわ
ビル、あなたはどんな仕事をしていたの?人を殺すほどの価値があると誰かが思うようなことなの?

ガイドブック:

最初の警告を受けた時には既に発生している放射能汚染に対しては、どのように準備すればよいのか?(ヒント:たくさんのガムテープを使用する)
災害であると気づいた時には手遅れで、新たな現状維持に取り組むしかないような、ゆっくりとした動きかつ恒久的な災害に対して、どのように準備すればよいのだろう?

青いペンで書かれたエイプルのメモ:

(「ガムテープ」を指して)奇跡ね!!本当に、何にでも使えるのよ

ガイドブック:

本書ではこういった質問に答える。永久に続く文明はないが、文明の終わりを想像するのは典型的なパニック小説や熱狂的信者の領域だ。それらは間違っている
この世界で消えていった文明は、かなり状況が進行した時まで終わりが来ることに気付かなかった
だが我々には違う選択がある。手遅れになる前に、崩壊の兆候に注意することができる

本書は短期間の準備や災害サバイバルに関するものではないため、含まれない情報がある。CERAやニューヨーク州政府機関、電話会社やガス会社、保険の担当者、良いブーツを買える店の連絡先は記されていない
本書が備える類の崩壊・・・ウイルス、汚染爆弾、何であれ・・・そういった状況では、不動とされるこれらの資源や機関も存在すらしていないはずである

そこで再びこの質問を記す:誰も助けにこないと分かったらどうするか?

読み進め、知るのだ。

オレンジのペンで書かれたエイプルのメモ:

(「読み進め、知るのだ」を指して)・・・そうしてるわ

赤いペンで書かれたエイプリルのメモ:

12/26 JTFがハドソン・ヤードからチェルシーまで押し出された。ライカーズギャングとかいうならず者の舞台に追いかけられている
ライカーズはヘルズキッチンまで広がり、ハドソン・ヤード周辺を完全に支配している
ダークゾーンは今や完全に壁で囲まれている・・・コンクリートと有刺鉄線で
噂では、中は世界の終わりみたいらしいわ。50丁目より北には、赤十字のトラックで逃げ出した時以来、数週間は行っていない
あそこに行くとしたらマーチを見つけた場合だけね。運が良ければ、ハーレムに隠れているかもしれない

鉛筆で書かれたエイプリルのメモ:

ハーレムにはいない。ダークゾーン。その価値がある?全て忘れるべきかもしれない。T+31に私はまだ生きていて、この新しい最悪な世界の仕組みを理解し始めている・・・
でもまだビルに起きたことが分からない。マーチは分かっている。言えることはそれだけ

今思えば、面白くないわ・・・ガムテープで人が殺されるのを見た後では。それからあまりの寒さにその死体を眺めながら殺人の方法は他に幾らでもあるのにガムテープを無駄にするなんて許せないと思って・・・私たちはどうなってしまうの??

サバイバルガイド、15ページ

サバイバルガイド02-12

黒いペンで書かれたエイプリルのメモ:

12/5 ビルのことをずっと考えてしまう。自然なことよね?何千人もの人が死んでいる時でも・・・
彼は私のものだった。唯一の家族で、世界でただ1人本当に私を知っている人がいなくなってしまった。誰かが彼を殺した
ただの路上犯罪なら、理解はできる。でも彼の研究所を襲った暗殺部隊が・・・彼を助けようとする人々がいる中、路上で彼を殺した
奴らは何者?なぜ私を1人にしたの?私に説明すべきよ。車の中にいた男は誰?銃を持っていた奴らの仲間ではなかった
彼は怯えていた、それに私を見た時・・・私の思い込みかしら?私に気付いたような気がするの。違う、思い込みじゃないわ。私を真っ直ぐみたもの
誰かに気づかれた時は分かるものよね。彼は何者?研究所の同僚?ビルの上司?誰なの??

赤いペンで書かれたエイプリルのメモ:

(「銃を持っていた奴らの仲間ではなかった」を指して)そう、ドクター

ガイドブック:

相互連結
巨大都市は全てのシステムが同時に機能するころに依存している。この相互連結に、このような重要ネットワークに多く見られる予知性の欠如が加わり、町を支えるシステムの土台は非常に脆弱になる
電力がなければ、地下鉄は動かず、トンネルには水が溢れ、携帯電話は繋がらず、食料は腐り、病院は19世紀の技術で手術を行うことになる・・・

これはニューヨークだけでなくいわゆる文明全てに当てはまる
我々は何千マイルもの送電線を透電子の流れに完全に依存しているのだ。そしてその流れもまた他の数々のシステムに依存している

青いペンで書かれたエイプリルのメモ:

まだ品物は少し届いているけど、どうやってかは分からない。川沿いでよく集団同士の喧嘩が起きている・・・密輸ルートをめぐる争い?

ガイドブック:

外部物資への依存
マンハッタンに農場はなく、町のスーパーには平均して約2日分の品物しか在庫がない。病院の救命用輸血や酸素の在庫も少ない
島の水は数十マイル離れた貯水池から供給され、家の蛇口に到達する前に幾つもの中継地点で処理される
ニューヨークの電力の需要は地域の発電所の発電能力を超えており、発電に主に使われる天然ガスの供給が不足または停止すれば、すぐに停電が発生する

青いペンで書かれたエイプリルのメモ:

(「救命用輸血や酸素の在庫も少ない」を指して)なくなった

ガイドブック:

移動人口および変化する人口
日中の万貼ったのの人口は、居住人口の160万人の倍近くである310万人近くに達する
交通網が停止すれば、その余分な150万人は行く場所を失い、直ちに居住人口用に設計されたシステムを圧迫し始める
より小さな街では、皆仕事場の近くに住んでいる。その場合は・・・

サバイバルガイド、18ページ

サバイバルガイド02-13

黒いペンで書かれたエイプリルのメモ:

12/6 近所の高齢者たち、特にアメリカ国外で育った人たちと話すと、ウイルスは天然痘によく似ているという。1970年代から天然痘は発生していないから、誰も彼らを信じない
街のあらゆるところが閉鎖し始めている。グランドセントラルと古い郵便局はDCD/CERAの基地になった。本部はハドソン・ヤードにあり、ジャヴィッツに収容されている人々もいる
20000人もの怯えた病人のいる場所に行くなんてごめんよ。今日は必需品を探しに行くつもり、他の人たちが見落としたものがありそうな店を狙うわ
街中はパニックの気配で覆われていて、まだ略奪はそれほど起きていないと思うけど、まとめ買いする人は多かったわ
マンハッタン島中を探しても、単1電池はもう見つからないと思う。本当に手回し式懐中電灯とラジオが手に入るかしら。すぐに分かるわね

鉛筆で書かれたエイプリルのメモ:

(「ラジオ」を指して)今考えると、ドリューのラジオが文字通り私の命を救ったと思うわ

ガイドブック:

ケーススタディ:朝のコーヒー。朝のコーヒーを例に考えてみよう。コーヒーを1杯入れるのに何が必要だ?豆、水、熱を加える方法、コーヒーを入れる容器
多くのニューヨーカーたちの場合、その熱は容器でもあるコーヒーポッドから来る。分析してみよう

コーヒーはニューヨーク、そしてニューヨークから3000マイル以内の場所では育たない。ゆえに1杯のコーヒーは何よりもまず交通網に依存する
豆を地元のコーヒー屋かスーパーで購入したなら、おそらくそれはコーヒーの育つ赤道付近の地域から船で港に届いた100ポンド入りの袋に入っていたものだろう
そこから、コーヒーはトラックに積み込まれ、橋またはトンネルを通ってマンハッタンに入り、最終目的地に配達された。途中で、豆は小売用に小さな12または16オンス入りの袋に詰め替えられたのかもしれない
それが行われるのはクイーンズかニュージャージー辺りにある倉庫だ。コーヒーを、より大きな大量生産の店から購入した場合は、袋詰(または豆を挽く作業や缶詰)は輸送の前に大きな工場で行われていたはずだ
いずれにせよ、台所のカウンターに届くまでに、コーヒーは多くの過程を経ている

コーヒーを手に入れたら、水も必要だ。ニューヨークシティの水の供給は、第1配水管と第2配水管という想像力に富んだ名前を持つ2本の大きな配管を通ってマンハッタンへ届く
そこから一連のより小さな本管や各地域の配管を通り、家庭の蛇口へと届く。街の貯水池は125マイル離れた海抜300フィートのキャッツキルズにあるため、重力による水圧でマンハッタン島の建物の約6階までは水を送ることができる
よって6階より上に住んでいる場合は・・・

サバイバルガイド、19ページ

サバイバルガイド02-14

鉛筆で書かれたエイプリルのメモ:

何ヶ所かで、ソーラーパネルが取り付けられ、建物の電源に接合されているのを見たわ
お湯が出るのかしら???シャワーのために何が交換できるかしら?

ガイドブック:

見時は電気でその階まで汲み上げられる。途中で、水は害となり得る細菌を除去するためにフッ化物やその他添加物で処理され、古い配管の鉛や銅を引き付けないように酸性度を変えられる

鉛筆で書かれたエイプリルのメモ:

(「フッ化物」を指して)思い出した。歯ブラシが必要だわ

ガイドブック:

これでコーヒーと水が手に入った。コーヒーメーカーはおそらく中国製で、アメリカ製でないことはほぼ確実だ。よって、豆と同じように、購入した店にたどり着くまでには船そして鉄道そしてトラックによる輸送が必要だった
箱から取り出した後、最初にしたのはコンセントに差し込むことだろう。ここからが電力の話となる

ニューヨークシティの電力の約95%は街の外で作られており、その内訳は、水力、石油および天然ガスタービン、原子力、ししてわずかな太陽光と風力発電である
その電力が高電圧で街のあちこちの変圧器に送られ、家庭のコンセントや電線が扱えるレベルまで電圧が下げられる
電力は街に安全な水を供給するためのろ過および処理工場を動かすためにも使われている

コーヒーをいれた後、粉は捨てるか生ごみ処理機に入れるだろう。捨てた場合、やがて歩道の縁石に置かれ、トラックが回収してはレイルヤードへ持っていく
そこから、コーヒーの粉とその他何百トンものゴミは、州外の埋め立て地や焼却炉への長い巡礼の旅を始める

要約すると:朝のコーヒー1杯を飲むためにも、ニューヨークシティだけでなく地球全体の交通網、電力、水、ゴミ処理システムが安定して機能することに依存しているというころだ
他のほとんどの人のように、あなたはこれらのシステムを当然のものと考えている。だが考えてみよう、これらのシステムが止まったら?

青いペンで書かれたエイプリルのメモ:

12/14 考える必要はない。最後にコーヒーを飲んでから1週間が経っている。隔離エリアが解除されたら、コスタリカへ飛んで2度と戻らないわ
12/18 今日の午後、インスタントコーヒーを1杯飲んだ。ひどい味だけど素晴らしくもあった。一瞬、文明が残っているように思えたわ。今は熱いシャワーを夢見ている。ドリューとミコの家で、甘やかされてしまった

黒ペンで書かれたエイプリルのメモ:

既に多くの場所が停電している。エヴァの家はまだ大丈夫だけど、長くは続かないと思うわ
昨日は12時間だけワクチンがあった。なくなるまでチームが戸別訪問するから、家にいるように言われた
ラジオによると、待てなかった人がたくさんいて、CERAの主な配給地点であるハドソン・ヤードで大きな暴動が起きたらしい
テレビ局の放送はなく、インターネットはダウンしたし、誰の携帯も使えないから、本当に起きていることを知るのは難しい
エヴァと私はCERAが来るかもしれないから待っている。どうせどこにも行きたくない・・・ただ、警察を見つけてビルに関する報告があるか聞きたい
誰も何もしないのかしら???

サバイバルガイド、45ページ

サバイバルガイド02-15

青いペンで書かれたエイプリルのメモ:

危険を軽減する唯一の方法は、家から出ないことのように思えるわ。そして私に家はない
エヴァの面倒を見る必要があったから、社会距離戦略も上手くいかなかったわ。大丈夫だったはず、少なくともそんな気がする
潜伏期間はどれくらいなの?これから病気になるのかしら?どうすれば分かるの?どうすれば心配しなくて済むの?

ガイドブック:

予防
全てを予防することはできないが、あることは確実に予防できる:準備を怠った状態で襲われること
やや分かりにくいかもしれないが、街のシステム崩壊後・・・いわゆる世界の終わりの初週や初月で死ぬ人々の大多数は、墓石に「準備ができていなかった」と彫るべきだろう(ただし、そのほとんどに墓石は与えられない)

黒いペンで書かれたエイプリルのメモ:

(「準備ができていなかった」を指して)あの古い冗談は何だっけ?「病気だと言っただろ・・・」

ガイドブック:

準備せよ。私のオランダ人の祖先が言ったように、「Een gewaatschuwd mens telt voor twee」(1人の注意する男は2人と数えられる)
準備することで、崩壊の初期混乱の中で脆弱になることを避けられ、自分自身や大切な人々の死を妨げるかもしれない

より実践的なことでは、水があれば渇きを防げる。食料があれば、飢えを防げる
スペースブランケットと寝場所があれば、凍え死ぬことを防げる
過酸化水素があれば、死に至る感染を防げる。分かったか?
※過酸化水素:対象により強力な酸化剤にも還元剤にもなり殺菌剤・漂白剤として利用される。

軽減
何かが起きることを予防できなくても、影響をもたらし得る危険を軽減することはできる
例えば、伝染病に対する通常の対応は「社会的距離戦略」と呼ばれる。これは単に感染を防ぐために、できるだけ人同士を近づけない軽減策である

黒いペンで書かれたエイプリルのメモ:

だからCERAはワクチンのチームを待てと言ったのね・・・来ることのないチームを

ガイドブック:

あなた自身の軽減策はリスク分析の形をとるべきであり、危険かもしれない行動には費用対効果の考え方を適用すること
アパートに侵入して米を探すべきか?政府の食料投下場所へ行くべきか?

赤ペンで書かれたエイプリルのメモ:

死体を漁った。それが私たちよ、マーチ。まだ外で起きてること全てを見てるの?それともウイルスにやられた?
このバックパックがきになるわ。そうだわ、見たのよ・・・

鉛筆で書かれたエイプリルのメモ:

この街でワクチンを持っている人にまだ1人も会っていない。JTFメンバーでさえ手に入らなかったと言ってる。そう言うように命じられたのかも(マーチ、あなたがどこかで書いていたようにね)
でもワクチンが届いていなくても驚かないわ。誰が手に入れたの?最初から存在しないの??

サバイバルガイド、46ページ

サバイバルガイド02-16

ガイドブック:

例え他に何千人もの必死な人々がそこにいたとして、会った人を信用すべきか?

赤いペンで書かれたエイプリルのメモ:

駄目、駄目、駄目

青いペンで書かれたエイプリルのメモ;

(「会った人を信用すべきか?」を指して)駄目。今日、あんなことを見た後では。ただ飢えているだけの人々が街中で撃たれた
そんなこと・・・ねえ、ここはまだアメリカなの???

ガイドブック:

これからの選択肢を注意深く考えることで、リスクが軽減される

また、計画を立てることでもリスクを軽減できる。例えば、適切に準備された緊急避難用バッグは焦りを緩和し、いざという時の応急処置ができずに死亡するリスクを軽減する・・・
予防と同様に、軽減は計画から始まる

青いペンで書かれたエイプリルのメモ:

誰かを信じなければ。1人では無理よ

ガイドブック:

回避
世界の終末のような環境では、全てを避けることはできない。だが避けられることもある
例えば、汚染爆弾が爆発した場合、爆発の風上に行くことで放射能を避けることができる
また、台風の際は上の階に行くことで洪水を避けることができる

長期的には、前もって予測し、芯の現状に気付き、迅速に行動することで、危険となり得る状況を避けられる
伝染病が発生した場合、社会規模での距離戦略や隔離を待たずに、人混みは避けること
戦争や市民の暴動があった場合も、それを避けること

これらの手段は確かに複雑に絡み合っている。だが、これらを心に留めておけば・・・
予防、軽減、回避・・・自立と生存の観点から考えることを訓練できる

赤いペンで書かれたエイプリルのメモ:

この件をドクターに聞いてみた。他のことを話すよう警告された。聞いている人がいることを教えるみたいに、壁を見回した

鉛筆で書かれたエイプリルのメモ:

(「聞いている人がいることを教える」を指して)WMはディビジョンなの???
※サバイバルガイド著:ウォーレン・マーチャント

 

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