『The Witcher 3: Wild Hunt Remastered』は戦闘とスキルツリーの刷新で2026年でも必プレイ、筆者が再び「年間最高」と呼ぶ出来
2026年10月23日 | #レビュー | GamesRadar+
GamesRadar+のライターは、『The Witcher 3: Wild Hunt Remastered』を「本当にそれほど良い」と評価しています。ライティングや色などのビジュアルが向上しただけでなく、戦闘、印(Sign)、複雑で知られたスキルツリーも改良されており、最大の魅力は戦闘の刷新だといいます。基本ゲームの所有者は無料で入手でき、筆者は2026年に遊ぶ決定版だと位置づけています。
リマスターは本当に必要だったのか
筆者はGamescom Opening Night Live 2026でリマスターの存在を知ったとき、やや疑っていたと明かしています。2022年に現行世代機向けのコンプリートエディションが出ており、再び見た目を更新する必要があるのかと考えたためです。しかし実際に遊んで、その疑いは払拭されたとのことです。
筆者は『The Witcher 3』を今でも史上最高のRPGだと考えています。GamesRadar+のRPG Clubが今月の題材に選んだ理由もそこにあり、2026年の今こそ遊ぶべき作品だと述べています。
印と爆弾が強くなった戦闘
筆者がとくに気に入っているのが戦闘の強化です。以前からIgniを愛用していた筆者は、今回初めてIgniとYrdenの両方を軸にキャラクターを組んだそうです。
リマスターで新しいスキルや印の別形態が加わったわけではありません。その代わり、各印の強さが現在のレベルや発動中の他のアビリティと連動して調整されています。単発ではなく炎を放ち続ける形態のIgni「Firestream」は、Melt Armorを併用するとさらに強力に感じられるといいます。Yrdenの印の上に立った敵の体力を、強化されたGlyphが削っていく様子も、これまでになく爽快だそうです。
スキルツリーの改良により、ダメージの伸び方も理解しやすくなりました。元のバージョンにあった「Xを消費してYを得る」式の面倒さや当て推量がなくなったと筆者は説明しています。装備による違いも体感できるようになり、School of the Griffinの防具を着ると印のダメージが目に見えて上がります。Manticore Schoolの遺伝子的な能力を併用すれば、爆弾の威力も非常に高くなります。筆者はIgniとYrdenに、一撃で敵が爆散することもある爆弾Grapeshotを組み合わせるのがお気に入りです。
こうした変化で戦闘は歯ごたえと思慮深さを増し、筆者は剣を必死に探し回るよりも、印や爆弾を工夫して使うようになったと語ります。それでも美しい剣には愛着があり、武器のトランスモグが可能になった点も喜んでいます。
プレイ時間と気になる不具合
プレイ時間は、遊び方やDLC2本の有無によって80時間から140時間以上までと幅があります。筆者の初回プレイは本編とHearts of Stone、Blood and Wineを含めて約135時間でしたが、見逃した要素も多いとのことです。コンプリートを目指すなら、さらに10〜20時間以上かかる可能性があり、Gwentやレースがお好きならなおさPちです。筆者自身はミッション、モンスター討伐依頼、宝探しを重視しており、競争系の要素にはあまり手を出していません。
注意点として、一部の環境ではやや不具合があります。PCではパフォーマンス問題によりアセットが抜け落ちる奇妙な現象が起きており、目が飛び出したように見える例も確認されています。開発元のCDPRは対応中で、すでにホットフィックスが1つ配信されました。もう1つはSeries S向けの設定切り替えに限った修正だそうです。筆者は50時間以上のプレイで致命的な問題には遭遇しておらず、ゲラルトが水中に潜ろうとしないことが時々あり、セーブして読み込み直す必要があった程度だとしています。すでに現行機版を持っている人は、試す価値があるとのことです。
記憶に残る場面
筆者が挙げるのは、レベル15のミッション「In The Eternal Fire's Shadow」で、Netflixドラマ版のヘンリー・カヴィルが演じるゲラルトの防具セットを見つけた場面です。2022年に追加された比較的新しいサブクエストで、約300年前に疫病の患者が閉じ込められ、見捨てられた廃坑を探索します。今は取り残された者たちの霊が漂い、背筋の凍る場面が続きます。リマスターで描写が磨かれたことで、恐ろしさがさらに増したそうです。ゲーム内でも屈指の強敵として、狼流派の同業の魔物狩りの亡霊も登場します。
総評
発売から11年が経った今も、リマスター版は新作のように感じられると筆者は述べています。GamesRadar+のレビューでは「粗い部分を磨き上げ、優れたRPGをさらに良くした見事なアップデート」と評されました。重みのある物語の選択と、自由度が高く刺激的な戦闘によって、プレイヤーごとのゲラルトがまったく違うものになる点が、愛され続ける理由だといいます。筆者はしばらく作品から離れられそうになく、2026年にも再び年間最高のゲームと呼びたいほどだと締めくくっています。
『The Witcher 3: Wild Hunt Remastered』はSwitch 2、PC、PS5、Xbox Series Xで発売中です。コンプリートエディションの所有者は、現行世代機で無料のアップデートとして入手できます。