『Diablo 5』は2029年春に間に合わない可能性、Path of Exile共同制作者が開発期間を懸念
2026年10月01日 | #発売情報 | GamesRadar+
Blizzardは『Diablo 5』の発売目標を2029年春と発表しました。一方、Path of Exileの共同制作者でリードデザイナーを務めるChris Wilson氏は、開発期間が足りず、目標に間に合わない可能性があると見ています。
開発の中心になってから約5カ月との推測
Wilson氏は、YouTubeで発表について語り、2029年春という目標は具体的で、しかもかなり近いと指摘しました。
同氏は、『Diablo 4: Lord of Hatred』が2026年4月に発売された後、開発チームの重点が大型拡張から続編へ移ったと推測しています。これをもとに、『Diablo 5』がチームの中心的な開発目標になってから、まだ約5カ月しかたっていないのではないかと見ています。
この見方なら、BlizzConでゲームプレイ映像が公開されず、コンセプトアートやデザイン案、短い告知映像が中心だったことも説明できるとWilson氏は話しています。
コンテンツ制作と調整に時間が必要
Wilson氏は、近い規模のゲームを開発するスタジオを運営した経験を挙げました。Path of Exileは、成熟したコンテンツ制作の仕組みと専用エンジンを備えているにもかかわらず、開発が始まってから8年がたった現在も制作が続いています。
同氏によれば、『Diablo 5』が競争力を保つには、発売時に同程度のコンテンツ量が必要です。さらにBlizzardは、拡張を含めた過去のどのDiablo作品よりも多くのキャラクタークラスを収録すると発表しています。Wilson氏は、3年という期間はかなり厳しいと考えています。
Blizzardにはチームを増員できる資金力がありますが、人員削減が続き、予算面にも懸念がある状況での増員は不安定な方法だとWilson氏は指摘します。発売前の入念なテストも必要です。アイテムのドロップ率やゲームバランスの調整には時間がかかり、開発期間が延びる可能性があります。
発表時期にはMicrosoftの意向が影響か
Wilson氏は「2029年春には間に合わないだろう」と予想する一方、延期は業界でよくあることだとも述べています。Path of Exileのリーグの公開を何度も延期した経験があり、プレイヤーも受け入れてくれたと振り返りました。
Blizzardがこれほど早く発表した理由について、Wilson氏はBlizzardの経営陣の判断だと見ています。Microsoftが主力シリーズをより頻繁に発売したいと考えているため、というのが同氏の推測です。
BlizzConの前後には、Blizzard社長のJohanna Faries氏がBloombergの取材に対し、Diabloと2030年予定のStarCraftについて、大規模な作品を予定どおり発売する方針を語っています。Wilson氏の予想どおり延期となれば、『Diablo 5』の発売が2030年代に入る可能性もあります。